「ジムトレーニングではどんなシューズを選べばいいのだろう?」特に初めてジムに通う初心者の方は、迷われる場合も多いでしょう。
そこで今回は、ジムで履くフィットネス用シューズに迷われている方に、選び方やおすすめのシューズについて解説いたします。
スポーツジムで履いてもいいシューズとは?
ジムで履くシューズに特に決まりはありません。各スポーツジムにおいても履くシューズの指定がない場合がほとんどです。
ただどんなシューズでも良いとは言っても、「怪我をしない」「トレーニングの生産性を上げる」の2つを満たすシューズを選ぶべきではあります。トレーニングに合わせた正しい選び方をすることで、トレーニング効率や効果を大幅にUPさせることができます。
履いてはいけないNGシューズとは?
濡れていたり、土埃などが多くついているシューズは他のトレーニーに迷惑がかかるため避けるようにしましょう。
また、革靴などの動きにくい靴やスパイク付きのシューズなどは、当然トレーニングしにくく、床も傷つけてしまうのでジムトレーニングには適していません。
ジム用シューズの選び方
ジム用のシューズは、ジムでのトレーニング内容によって選ぶべきシューズが変わります。今回は大きく4種類の目的に分けてジム用シューズを紹介します。それぞれのシューズの特徴を理解し、どんなトレーニングがしたいか、または普段どんなトレーニングを行っているかをイメージしてシューズを選びましょう。
トレーニングに合わせて選ぶ
ジムでのトレーニングといっても、ウエイト系のトレーニング、ランニングやバイクなどの有酸素系トレーニング、スタジオのフィットネスプログラムなどさまざまです。
メインで行うトレーニングに合わせてシューズを選ぶか、複数のトレーニングを行う場合には万能タイプのシューズを選ぶ必要があります。また、これからジムに通う初心者でどんなトレーニングを中心に行うかイメージできていないという方も、一足目は万能タイプを選んでおくと良いでしょう。
ランニングならクッション性
ランニングマシンを使ったトレーニングをメインに行いたい方には、靴底の少し厚いクッション性の高いランニングシューズがおすすめです。
軽量タイプのタンニングシューズもありますが、ランニングマシンでの怪我の予防や安定性が高い特徴があります。ウォーキングから長時間のランニングまでしっかり対応してくれます。
スタジオメインなら前後左右の動きやすさ
スタジオでのエアロビクスやダンスなどのプログラムメニューが多い方は、フィットネスシューズがおすすめです。
フィットネスシューズの特徴は前後左右の動きに強く、クッション性や柔軟性が高いという点です。ハイカットのフィットネスシューズは足首を強くホールドし、安定感にも優れています。激しい動きが多い方にはハイカットのものもおすすめです。
ウエイトトレーニングなら安定感を重視
ジムでのトレーニングが筋トレやウエイトトレーニングが中心という方は、安定感やグリップ性能に優れたタイプのシューズがおすすめです。
バーベルやダンベルなど重量のあるウエイトを持ち上げるため、足裏で床をしっかりと捉え、踏ん張っても滑らないようソールが平らでゴム製など硬めでグリップ力に優れたものをセレクトするのが賢明です。
ただ、まだ本格的なウエイトトレーニングをしていない筋トレ初心者やジムでマルチにトレーニングするという方は、万能タイプのシューズでも十分にカバーできるでしょう。
迷ったら万能タイプ
ウエイトトレーニングもしたいし、ランニングもしたい、もしくは初心者だしどれを選べばよいかわからない、といった方におすすめなのがマルチに対応できる万能型のシューズ。
安定性、グリップ力、ホールド力のバランスが良く前後左右の動きにも対応しています。怪我予防のためにもクッション性があり、靴底に適度な厚みのあるものを選ぶと良いでしょう。
通勤前後なら軽くてコンパクトなシューズ
通勤の前後にジム通いをする方で仕事道具などがある場合には、持ち運びの負担が小さいコンパクトなシューズがおすすめです。
コンパクトに持ち運べるシューズとしては、アッパーに軽量で伸縮性に優れた素材を採用したスリップオンスタイルのシューズや、折りたためるほど柔軟で屈曲性に優れたソールを採用しているモデル、素足感覚で履けるベアフットシューズなどが挙げられます。また、中にはソックスと同様のサイズ・軽さの「ソックスシューズ」と呼ばれるものも販売されており、見た目以上に頑丈にできていますが、厚さがないためランニングなどには適していません。
もし荷物を減らしたい場合にはジムのレンタルロッカーも活用しましょう。また、収納に優れ、会社帰りのジム通いに最適なジムバッグの活用もおすすめです。
サイズ選びは慎重に
シューズのタイプ、性能だけでなく、サイズによってもトレーニングのパフォーマンスに大きな影響を与えるので、サイズ選びも大切なポイントです。
各メーカーによって同じサイズでもサイズ感が異なる場合があるので、実際に購入した人の口コミやレビューの情報を参考にしながらサイズをセレクトすることをおすすめします。特に幅に関してはメーカーによって差が出やすいので、自分の足の形状を踏まえた上で選ぶ必要があります。
ネット購入の場合、実際に手にとって試着することができないので、サイズ選びは慎重に行うようにしましょう。
万能タイプ(初心者向け)|ジムシューズおすすめ5選
ここからは、厳選したおすすめのジム用シューズを紹介していきます。まずは、初めてジムシューズを選ぶ方、さまざまなトレーニングを行う方におすすめの万能タイプのジム用シューズをまとめました。
アディダス|トレーニングシューズ FitBounce Trainer M
アディダスの万能型トレーニングシューズ
クロストレーニングを念頭にデザインされた汎用性の高い、安定感に優れたシューズです。ウエイトトレーニングからランニング、ラダートレーニングなどあらゆる動きに対応します。シームレスなアッパーが横方向の動きをサポートし、反発力に優れたクッション性のあるミッドソールを装備しています。
価格もリーズナブルでデザインもおしゃれ。初心者の方におすすめのジム用シューズです。
リーボック|クロスフィット ナノ 9
抜群のクリップ力と安定性を誇る万能型トレーニングシューズ
抜群のグリップ力と安定性を誇るこのシューズは、様々な動きに対応しています。特にウェイトトレーニングには最適で足元からしっかりパワーが伝わります。
屈強性も兼ね備えておりやや硬めではありますが、ランニングやスタジオプログラムにも万能に対応してくれます。
ナイキ|オデッセイ リアクト
定番の大人気ブランド「NIKE」のトレーニングシューズ
革新的なNike Reactクッションが、滑らかで高い反発力のある履き心地を実現しています。また、ネオプレン製ブーティーがソックスのようなフィット感を演出し、メッシュ素材により通気性も向上させています。
優れたクッション性でランニングなどマルチに使い勝手のいい万能タイプのシューズ。カラーバリエーション豊富で普段使いもおすすめです。
ニューバランス|フレッシュフォーム ライズ
日本人の足に合わせた設計で快適に履ける
ニューバランスのランニングシューズは日本人の足型に合わせて作られているものが多いのが特徴。
クッション性に優れ、足裏や、膝、腰への負担を軽減してくれます。長距離のランニングにも対応できる、耐久性も兼ね備えたシューズです。
SAGUARO|ベアフット ランニングシューズ
SAGUAROのベアフットシューズはアマゾンベストセラー獲得の人気商品
コンパクトで1つの靴の重さはわずか136gと超軽量。つま先部分は広めの設計でグリップ力に優れ、ジムでのウエイトトレーニングなどマルチに重宝できます。
優れた機能性にもかかわらず価格は安い高コスパアイテム。ベアフットシューズを試したいランニングや筋トレメインのジム利用の方におすすめです。
ランニング|ジムシューズおすすめ5選
ランニングマシンなどウォーキングやランニングが多くなるトレーニングをメインに行う方におすすめのジムシューズをまとめました。
アディダス|アディゼロ RC
レースにもデイリーランにも使える軽量ランニングシューズ
アディダスの「アディゼロ」は反発力に優れたクッショニングを搭載したモデル。内側は足をしっかり固定しブレを抑える設計、軽量素材をにより軽やかな走りを持続することができます。
ジムでランニングをメインにトレーニングする方におすすめ。価格も安いので初心者の方のエントリーモデルとしても最適です。
UNDER ARMOUR(アンダーアーマー)|チャージド パスート2
UNDER ARMOURのクッション性に優れたランニング向けシューズ
着地の衝撃吸収性、次の一歩に推進力を与える反発性、変化する衝撃の強弱にも対応する最適なクッション性を実現。軽量かつ通気性に富んだメッシュ素材を採用し、ランニングやトレーニング中の蒸れからも解放します。
人気の高いアスリートブランドで価格も安いので、こちらもエントリーモデルとしておすすめです。
アシックス|ランニングシューズ GEL-KAYANO 26
優れたクッショニングを搭載した「GEL-KAYANO」シリーズの26代目モデル
多くのアシックスのランニングシューズに取り入れられている「ゲル」。このランニングシューズもゲルを使用することで優れたクッション性を実現しました。
ランニングシューズに重要な軽量性もあり、重心移動に沿った自然な足運びをサポートしてくれる点もおすすめです。
アシックス|ランニングシューズ GT2000 7
自分の足に合った横幅から選べるランニングシューズ
このランニングシューズの特徴は足の幅に合わせてサイズが3段階で展開されていること。「narrow」「standard」「wide」の3段階で自分にフィットしたサイズを足幅の面からも見つけることが可能です。
かかとには少し硬めの素材を使用しており安定性を高めています。
アシックス|ランニングシューズ ダイナフライト3
ジョギングから長距離のランニング、ペースを上げたスピードランニングまで対応
靴底にかなり厚みがありゲルも内蔵なので抜群のクッション性を実現しました。最新のダイナフライト4の発売によりお手ごろな価格で手に入るのも良いですね。
スタジオフィットネス|ジムシューズおすすめ2選
スタジオなどのフィットネスプログラムをメインに行う方におすすめのジムシューズをまとめました。
アヴィア(AVIA)|フィットネスシューズ A6812W
ダンスやエアロビクスなどを中心にワークアウトしたい方におすすめのアヴィアのシューズ
あらゆるフィットネスシーンに対応した高い機能性と快適な履き心地を実現したAVIAの最軽量モデルです。独自のGELFOMとカンチレバーによるクッショニングで、優れた衝撃吸収性・安定性・反発性を発揮します。
重心が低く設定してあり独自のプレートを採用していることで激しい動きによる、ねん挫などのひねりを防止します。カラーバリエーションも豊富で女性にはうれしいラインナップです。
ミズノ|ウエーブダイバース LG 3
スタジオフィットネスに人気のミズノ「ウエーブダイバース」シリーズ
フィットネスシューズとして、激しい動きに対応かつ、クッション性も備え怪我の予防もしっかりと対応。また靴底に設けられた通気口により、エクササイズ中もシューズ内の温度、湿度を適温に保ち快適にエクササイズに取り組めます。
踵についたストラップにより履きやすく、持ち運びもしやすい設計に作られています。
ウエイトトレーニング|ジムシューズおすすめ2選
ジムで筋トレやウエイトトレーニングをメインで行う方におすすめのモデルをまとめました。
UNDER ARMOUR(アンダーアーマー)|トライベース スライブ
低重心構造で快適な履き心地の高コスパトレーニングシューズ
UNDER ARMOURの「トライベース スライブ」は低重心構造により、快適な履き心地と力の伝達を効果的にサポートします。フルラバーのアウトソールはグリップ性能に優れ、ウエイトトレーニングにも最適です。
軽量かつメッシュ素材で通気性にも優れ、足の蒸れを軽減。安い価格と機能性を兼ね備えた高コスパモデルです。
リーボック|リフター PR
Reebokのウエイトリフティングに特化した「リフター」シリーズのシューズ
通気性と耐久性に優れた素材を採用しており、特徴であるPowerbax TPUプレートとデュアルラバーアウトソールで高い安定性と快適な履き心地を提供します。さらにミドル部分に装着されたフック&ループで足にしっかり固定しつつ、フィット感を調整することができます。
本格的なウエイトトレーニングをする方におすすめのモデルです。
コンパクト|ジムシューズおすすめ5選
荷物を極力少なくしたい方におすすめのコンパクトなジムシューズをまとめました。ソフトなアッパーや屈曲性の高いソールで折りたたみやすく、コンパクトに持ち運べるモデルを厳選しています。
SKINNERS ポータブルソックスシューズ
その名の通り靴下のような持ち運べるポータブルソックスシューズ
屋内、屋外のどちらでも利用できる頑丈な設計になるのにもかかわらず、素足のような開放的なはき心地を実現しています。
機能性とデザイン性が評価され、国際的なデザイン賞「レッド・ドット・デザイン賞2017」を受賞しています。
ナイキ|フリーラン フライニット 3.0
持ち運びに便利な「フリーランフライニット」シリーズ
ナイキの「フリーランフライニット」は、素足のようなフィット感を実現してくれるスリップオンスタイルで着脱しやすいシリーズです。
サポート力に優れた糸と伸縮性に優れたフライニットを組み合わせた軽量アッパーが抜群のフィット感を実現。ヒールからつま先に配したアウトソールのグルーブが、足の動きに合わせて屈曲します。アッパーとアウトソールの設計が折りたたみできるほど柔軟なため、コンパクトに持ち運ぶことができ、ジム通いにピッタリのモデルです。
ナイキ|フリーラン 5.0
短距離のランに最適なパフォーマンスを提供する「フリーラン5.0」
ランニングシューズとして原点回帰した5kmまでのランに最適なシューズ。メッシュで伸縮性のある軽量アッパーが素足のようなフィット感を実現。フォームの量を減らした軽量ミッドソールを採用しながらも柔軟性にも優れ、快適な履き心地を提供してくれます。
ソールは折りたためるほどの屈曲性。バッグの中でも邪魔にならずコンパクトに収納することができます。
テスラ(TESLA)|軽量 マリンシューズ
水陸両用!高コスパブランド「テスラ」のマリンシューズ
マリンシューズですが、ジムトレーニングでも問題なく使用できます。このコンパクトさながらもインソールが内蔵されており、それでいて丸めて持ち運ぶこともできます。
またテスラは低価格で高コスパなので、ユーザー満足度の高いスポーツブランドです。
テスラ(TESLA)|ベアフット ランニングシューズ
折りたたんで簡単に収納できるベアフットランニングシューズ
2mm厚のミッドソールで、裸足感覚に近い履き心地を実現したテスラのベアフットトレッキング・ランニングシューズです。一体型のインソールでさらに履き心地が高まり。足裏全体が刺激され、脚本来の感覚でトレーニングをすることができます。
コンパクトで折りたたんで簡単に収納することができます。低価格・高機能を提供する高コスパブランド「テスラ」のおすすめアイテムです。
スニーカーもNGではない!
カジュアルなスニーカーでトレーニングすることも悪いわけではありません。動きやすいスニーカーであれば私服の時と両用使いできる物を選んでも良いでしょう。
ナイキ エアフォース1
ナイキのエアフォースと聞くとフィットネスシューズとして使えるのか疑問に思う方もいると思いますが使えるんです。エアフォースはバスケットをプレーする際にも使われるくらいなので、安定性やクッション性にも優れています。
普段使いとしてもよく履かれるエアフォースは、デザイン性ももちろん抜群です。おしゃれにエクササイズを楽しみたい方におすすめです。
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ジムシューズと同様にジムウェアも機能性とデザイン性に優れた商品が多く販売されており、ウェアによってもパフォーマンスやモチベーションに関わってきます。ジムでの服装のポイントやおすすめのアイテムをまとめたこちらの記事もぜひチェックしてみてください。
まとめ
今回はジム用シューズについて、選び方のポイントやおすすめの人気アイテムをご紹介しました。ジム用シューズは、ジムでのトレーニングの内容に合わせて選ぶ必要がありますが、初心者やさまざまなトレーニングする方には、マルチに対応できる万能型のシューズがおすすめです。
ご自身に合う最適なトレーニングシューズを見つけ、快適なフィットネスライフを送りましょう。
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