梅雨の雨が続く時期や冬の雪が降る寒い日でもランニングを欠かしたくないという方もいるでしょう。
そこで今回は、雨の悪天候下でも快適にランニングができるおすすめランニング用レインウェアについてご紹介します。夏冬別におすすめのレインウェアを厳選しているので、ぜひ参考にしてみてください。
ランニング用レインウェアの選び方
ランニング用のレインウェアには抑えておきたい機能が多くあります。それぞれの機能の特徴を把握した上で、どの機能性を重視するかによって選ぶべきレインウェアが決まってきます。
撥水加工
レインウェアにおいて撥水力の高さは非常に重要な機能になります。
撥水力が低いとウェアに雨が染み込んでしまい、どんどん重くなっていってしまいます。ウェアが重たいと思ったようなランニングができなくなってしまうため、水をしっかり弾いてくれる素材を選びましょう。
防水加工
防水加工と撥水加工は同じと思われがちですが、撥水加工が水を弾く加工に対して、防水加工は中に水を通さない加工になります。
また生地の表面に加工を施す撥水加工に対して、生地自体に加工を施すのが防水加工です。撥水加工は使っていくうちに効果が落ちていきますが、防水加工は長く効果が保たれます。
防水性をみる上でポイントとなるワードは「耐水圧」。耐水圧の数値で、どの程度の水の圧力に耐えられる防水性かを把握することができ、数値が高くなるほど防水性能は高くなります。アウトドア用品でよく採用されている「ゴアテックス」などは防止性が優れた素材になります。
軽量性
雨の中でのランニングはただでさえ重たくなるため、着用するウェアは軽い素材が良いに越したことはありません。各メーカー軽量性にこだわったレインウェアも展開しています。
また、軽量性を重視したい方にはウィンドブレーカーもおすすめです。軽量性に優れ、撥水加工されているアイテムであれば、ある程度の雨の中でも快適にランニングやトレーニングをすることができます。
通気性(夏)
レインウェアの通気性が低いと熱がこもってしまい、必要以上に疲労しやすくなってしまいます。雨の中で汗をかいても、ウェアの中を最適な温度に保てる通気性を確保できている設計であることが重要。ベンチレーションポケットなどを搭載することで、ウェア内の換気を効率よくすることで通気性を確保しているアイテムなどが展開されています。
また、どの程度ウェア内が蒸れないかをみる上で、「透湿性」の数値も参考になります。透湿性は、汗の蒸気を24時間で何g外へ逃すかという数値で表されます。数値が高いほど透湿性に優れるので、通気性を重視したい方は透湿性の数値もチェックしてみましょう。
防寒性(冬)
通気性が欲しい夏に対して、冬は防寒性が必要になります。
ただし、冬も汗をかくことには変わりはないので、前面からの風邪などに対する遮断力が高く、後方に通気性を担保したような設計がおすすめです。
夏におすすめのランニング用レインウェア
夏の暑い時期にもおすすめできるランニング用レインウェアをご紹介します。また、インナーを調整することでもちろんオールシーズン使うこともできます。
ザノースフェイス インパルスレーシングジャケット
ノースフェイスのインパルスレーシングジャケットは、必要な機能を厳選し、無駄を排除することでわずか60gの軽量化に成功した高品質レインウェアです。
素材には防風性と撥水性、ストレッチ性だけでなく、内側にはベタつきを抑える特殊3Dプリントを施したナイロンを採用しているので、汗をかいても快適に走れます。
持ち運びにも便利なポケッタブル仕様なので、旅行やフェスなどにも重宝します。
ジェームズ・スクエア アクティブナイロンパーカー
ジェームズ・スクエアの薄手のウインドブレーカーは、コンパクトで軽く、持ち運びにも便利なことからさまざまなシーンで利用できるレインウェアです。
1着2,500円程度でお求めやすい価格帯であることも人気の理由です。
アシックス(asics) レインジャケット
悪天候時における快適性を追求したアシックスのレインジャケット。
耐水圧10,000mmの防水素材を採用し、シームテープによる生地接着にすることで防水性能と着用感も高めています。さらに袖、裾、フード口にはストレッチ性のあるゴムテープでフィット性を向上。
防水、防風性能に優れ、軽量でランニング中もストレスを感じさせない1着。オールシーズンで使えるレインウェアです。
ミズノ(MIZUNO) ベルグテックEXストームセイバ-VIレインスーツ
独自構造で高い耐水性と透湿性を実現したミズノのレインウェア上下セット。
耐久撥水加工と独自の3層構造で、驚きの耐水性とウェア内の湿気を放出する透湿性を実現。雨の中でも蒸れずに快適に着用することができます。
防水性を高めるために細部の設計にもこだわっており、上下セットでランニングのみならず、アウトドアやトレッキングなど使い勝手の良いアイテムです。
ナイキ エッセンシャル ランニングジャケット
ナイキ エッセンシャルは、撥水性に優れた軽量素材を使用しているので、長い時間雨に濡れても水の侵入を防ぎ、軽量性を保ったままランニングを続けられます。
洗濯機洗いOKなので、ランニング直後は洗濯機へそのまま入れておけるので楽ちんです。
シンプルなデザインで街にもフィットするので、普段使いもできる1着です。
サロモン BONATTI RACE WATERPROOF JACKET
サロモンのBONATTI RACE WATERPROOF JACKETは、商品名にウォータープルーフとあるように非常に防水性に長けているレインウェアです。
防風性と通気性も兼ね備えており、寒い風邪を防ぎながらも中に熱が籠もらない設計になっています。
ジッパーの防水性も非常に高く、ポケットの中も完全防水を実現してくれます。
冬におすすめのランニング用レインウェア
冬の寒い時期にもおすすめできる防寒性の高いランニング用レインウェアをご紹介します。
ノースフェイス スワローテイルフーディ
外側は防風・撥水性に優れ、内側はメッシュ素材にすることで汗をかいた際のベタつきを軽減してくれます。
ややゆとりのある設計にすることで、中にジャージを着込むなどして防寒性を高めることも可能です。
使い方によってはオールシーズン対応できる汎用性が高いレインウェアです。
ザノースフェイス ゴアテックス クラウドジャケット
どんなに風が強くて寒い冬でもランニングを欠かしたくない方におすすめ。ゴアテックスを採用した非常に防水性の高いレインウェアです。
前面をダブルフラップ仕様にし、袖口にも調整可能なマジックテープ、フードには襟元で調整できるワンハンドアジャスターを取り付けることで、あらゆる面からの水・風の侵入を防いでくれます。
サロモン OUTSPEED HYBRID
サロモンの防水性と防風性が非常に優れたレインジャケット。寒い雨の日や雪の日でも外からの水や風の侵入を防ぎます。
非常に丈夫な作りでありながらも見た目以上に軽量で動きやすい仕上がりとなっています。
TESLA ランニングレインジャケット
コスパ最強ブランドと言っても過言ではないテスラのレインジャケット。
アンダーウェアに始まりさまざまなスポーツウェアを低価格で提供してくれるテスラは、防水・防寒性の高いレインジャケットも4,000円前後での販売となります。
日本向けに独自開発した「ブリーテックス(Breetex)」が雨風を防ぎ、価格には見合わない高い品質に満足できるでしょう。
他のランニング用アイテムも要チェック!
他にも快適なランニングには欠かせないアイテムやウェアなどを紹介したこちらの記事も要チェックです。
まとめ
今回は、雨の日のランニングなどに使えるおすすめのレインウェアをご紹介しました。撥水性や防水性、通気性や軽量性など、レインウェアにはポイントとなる機能が多くあります。
商品によって各機能の優劣など特徴があるので、自分がランニングする際に重視したい機能を明確にした上で、それに見合うレインウェアを選ぶのがポイントです。ご自身に合った最適なアイテムを見つけて、雨などのコンディションでも快適にランニングを楽しみましょう。
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