子供が外で遊べるようになると、必ず欲しがるのがキックボード。キックスケーターやキックスクーターとも呼ばれますが、今ではたくさんの種類が販売されており、どれを選べばいいのか迷ってしまいますよね。
そこで今回は厳選した子供におすすめのキックボードをご紹介します。子供がキックボードで遊ぶメリットや選び方のポイントも合わせて解説するので、ぜひ参考にしてみてください。
子供がキックボードで遊ぶメリットとは?
子供達に絶大な人気を誇るキックボード。外で楽しく遊べるというだけでなく、キックボードで遊んでいることで自然と得られるメリット、運動効果があります。
それはは大きく3つ。運動神経の発達とバランス感覚を養うこと、幼児期の発育をサポートすることです。
運動神経の発達に高い効果
キックボードは子供用でもスピードがしっかり出るので、そのスピード感の中で身体をしっかりコントロールすることで運動神経の発達につながります。立派な全身運動になります。
また、キックボードで長時間遊ぶとなかなかのエネルギーを消費します。楽しみながら基礎体力を養うことができます。
バランス感覚を養う
2輪タイプのキックボードだと最初はバランスを保つのが難しく、不安定さを感じますが、その上に乗ってキックボードを操ることでバランス感覚を養うことができます。
補助輪なしの自転車に乗る前にキックボードに慣れておくことですんなり自転車にも乗れるようになるとの声もあるようです。
幼児期の健全な成長と発育をサポート
幼児期の頃から身体を動かしてアクティブに遊ぶということは、幼児期の健全な成長と発育に大きく関与します。幼児期に身体を動かす遊びを覚えることで、身体の操作方法を学ぶとともに、子供に積極性を与えることができます。
近年はゲームや動画に触れる機会が増え、外で遊ぶ時間が減少傾向にあります。外でアクティブに遊ぶ機会を与え、モチベーションを保つための道具となるキックボードは、継続して技術を習得すること、活動的な習慣育むことに効果的です。
子供用キックボードの選び方
成長著しい子供の遊び道具なので、いくつかのポイントを抑えた選び方をする必要があります。
ホイールの数で選ぶ
まずキックボードを選ぶ際に気にしたいのが、ホイールが何個ついているか。
ホイールとは、キックボードのタイヤにあたる部分です。大体のキックボードが前輪1つ、後輪1つの2輪タイプか、前輪2つ、後輪1つの3輪タイプに分かれます。中には4輪タイプもあります。もちろん2輪と3輪では安定感がちがうので、子供の年齢や運動神経などを考慮したうえで選ぶのがポイントです。
一般的には、3輪タイプのキックボードは対象年齢が2、3歳からのものが多く、2輪タイプは対象年齢が6、7歳からのものが多く販売されています。
子供の頃は運動神経の個人差も大きいので、まずは3輪タイプで始めて、成長に合わせて2輪タイプにチャレンジするのも良いでしょう。
軽いものを選ぶ
子供が扱う道具になるので、3歳頃の小さい子供でも扱いやすいようなるべく軽量のものを選ぶのもポイントです。軽量であれば大人が持ち運ぶ時でもあまり苦になることはありません。
中には、軽量のアルミニウム素材を採用することで重量わずか2kg以下の超軽量モデルも販売されています。
持ち運びやすさで選ぶ
自宅周辺以外にどこかに出かけた出先でも子供がキックボードで遊びたがることが想定されます。そんな子供の思いにも対応できるよう、なるべく持ち運びやすいものを選ぶことをおすすめします。
ハンドル部分を折りたためてコンパクトに収納できるタイプ、ハンドル部分を取り外せるタイプなどが販売されているので、持ち運びやすさの観点でもチェックしましょう。
サイズで選ぶ
キックボードは、対象年齢が3歳ごろから大人向けのものまで幅広い層を対象に利用できるのが特徴的です。特に子供の成長は早いので3歳の子と5歳の子では選ぶサイズが変わってきます。
キックボードの中にはハンドルの高さを3段階、4段階に変えられるものもあれば変えられないものもあります。完全に子供用のものから、体重90キロまで使用できるものなどもあります。子供の年齢、サイズに合ったものを選びましょう。
ホイールが光るタイプは子供の憧れ
キックボードの中には走らせることで、ホイールに装備されたLEDライトが光る演出が付いたものがあります。ホイールが光る効果は見栄えが良いですし子供にとっては確実にうれしいですよね。
また、子供が喜ぶだけではなく、夕方や夜の暗がりでの使用時には、ホイールが光ることで車やバイクなどに存在を知らせることができます。安全面から考慮しても光るホイールのキックボードはおすすめです。
知っておきたいキックボードの使用上の注意点
キックボードは子供が外で使うもの。安全に遊ぶために知っておきた3つのポイントを紹介しておきます。
公道でも走れる?
キックボードは道路交通法上、ローラースケートと同じ部類になります。ローラースケートは交通量の多い公道での使用は禁止されているので、キックボードも同様に交通量の多い公道で使用することができません。
交通量の多い公道のような場所で遊ばせることはないと思いますが、安全の確保ができている場所で遊んでもらうようにしましょう。
キックボードは何歳から乗れる?
キックボードは何歳から乗っていいという明確な決まりはありません。ただし、多くの場合は商品に対象年齢が設けられているので、購入の際にチェックするようにしましょう。
3輪や4輪のタイプは、安定性が高く3歳頃から乗ることができます。中には2歳頃から遊べる子供もいるようです。
2輪のタイプのものは、6歳頃から乗るのが適していると言えるでしょう。
ご自身のお子さんの成長スピード、運動神経に合わせて選ぶようにしましょう。
ブレーキの位置を確認
子供用キックボードのブレーキは主にハンドブレーキ、フットブレーキの2タイプがあります。フットブレーキのタイプの方が多く市販されていますが、泥除けの部分を踏むと後輪をおさえてブレーキをすることができます。
ブレーキの位置を確認し、初めて使う時にはブレーキの仕方をまずは教えてあげるようにしましょう。
【3輪タイプ】子供におすすめのキックボード人気8選
ここからは、厳選したおすすめの子供用キックボードを「3輪タイプ」と「2輪タイプ」別にご紹介します。ぜひ参考にしてみてください。
ミニ・マイクロ・デラックス LED
子供から大人まで世界中で幅広く愛用されるスイス発祥の人気ブランド「マイクロ」の子供向けキックボードです。
ミニ・マイクロは、2〜5歳前後のお子様向けに設計された小型で超軽量タイプのキックボード。小さいお子様でも使いやすく、簡単に持ち運びが可能。独自開発のリーン&ステア構造により、体重移動で左右に曲がることができます。
走ることで自家発電するLEDタイヤを搭載。光ることで楽しく安全にライディングができます。口コミでも高い評価を得ている大人気の高品質キックボードです。
マキシ・マイクロ・デラックス
スイス発の人気ブランド「マイクロ」の子供用キックボード。対象年齢は5歳からで小学生にぴったりの3輪タイプの「マキシ・マイクロ」。
耐荷重は安心の50kg、デッキ表面には強力な滑り止め加工が施されていて安全に走行することができます。マイクロ独自の「リーン&ステア構造」を採用。体重移動で方向転換が可能で、幼少期に大切なバランス感覚を養うことができます。
マイクロ社のベストセラーアイテムで人気の高いおすすめ商品です。
Ryder neo 3wheel scooter
前輪2つ、後輪1つのRYDERの3輪スクーターは大きめのウィールが特徴的なキックボードです。
大きめに作られたホイールは安定感を生み、初めての子供にもおすすめです。全体的に角がないデザインはデザイン性はもちろん、転んだときに体のどこかにぶつけても痛みや怪我を最低限に抑えてくれます。
ハンドルからデッキ、ホイールまで統一されたカラーリングでおしゃれに決まったキックボードです。
JD RAZOR kid scooter
子供用のキックボードでは前輪2つ、後輪1つの3輪タイプが多い中、このJD RAZORのkidスクーターは前輪1つ、後輪2つの珍しいタイプの3輪キックボード。
安定性はもちろん高く3歳ごろから使用することが可能。キックボード後部にはスペアホイールを装備し、いつでもホイール交換が可能であるとともに、ユニークなデザインになっています。
交換用ツールはデッキ前部に収納している安心感のあるキックボードです。
マイスクーター
前輪2つ、後輪1つの安定性の高いキックボードです。
このキックボードは国際安全CE規格認証品ということもあり安心して使用できると高い評価を集めています。
ハンドルの高さは4段階に調節できます。また走ることでタイヤがカラフルに光り子供にとってはうれしい機能も付いています。名前も入れることが可能なので自分だけのオリジナル感が評判の商品です。
フェラーリ ツイストスクーター
誰もが知っている高級車ブランド「フェラーリ」のツイストキックボードです。
車のイメージにピッタリな赤と黒を基調にしたキックボードにしっかりとブランドロゴも入り、子供だけでなく見ている大人も興奮してしまいそうなデザインです。
ハンドルの高さは3段階で調節可能、折りたたみ式のクールなキックボードです。
三方良し キックスクーター
前輪2つ、後輪1つの安心設計の3輪キックボードです。
ハンドルを曲げるのではなく傾けることで曲がることが可能。今までなかった直感操作で簡単に曲がれます。子供の成長に合わせて高さは3段階で調節可能。ハンドルは凹凸のあるラバーグリップ、端は大きくなっており、手が抜けるのを防ぐ安心設計。
また、ホイールは走ることで光るので視界に入りやすく、安全に配慮されたつくりになっています。
ミニーマウス イージースケーター
日本だけでなく世界中から絶大な人気を誇るミニーマウスが特徴的なキックボード。
子供が大好きなキャラクターで子供のテンションが上がることは間違いありません。安定性抜群の4輪キックボードは小さい子供におすすめです。
ウィールにはLEDライトも装備、子供うけ抜群のキックボードです。
【2輪タイプ】子供におすすめのキックボード人気6選
マイクロ・スプライト・スペシャル
初めての「2輪」タイプにチャレンジしたいお子様向けにおすすめのモデル、マイクロの「マイクロ・スプライト・スペシャル」。
対象年齢は7歳から大人までと幅広く、長く乗れるキックボードです。年齢に応じてハンドルの高さ調整が可能、折りたたみができて軽量なので持ち運びにも便利です。
マイクロ製品は全て1年間の保証付き。安心して使い始めることができるおすすめの2輪モデルです。
JD RAZOR MS-205R-B
定番の人気ブランド「JD RAZOR」のブラックベースでクールなデザインの”MS-205R”シリーズ。
シャープなブラックベースのデザインでハンドル、ホイール、ロゴ部分の色が違うカラー展開です。前輪は大きめの5インチホイールで走行性能をアップ。前輪にハンドブレーキも搭載しており安全性を高めています。
ホイールには子供心を掴むLEDライト搭載。クールなデザインでかっこいいキックボードが欲しい男の子向けのキックボードです。
JD RAZOR MS-105R-B
JD RAZORの可愛いデザインが特徴のキックボード。女の子にはうれしいハートがちりばめられたパステルカラーのデッキテープをつけることでデザイン性にこだわっています。
前輪1つ、後輪1つのキックボードでハンドルを高さ65cmから89cmの間で自由に変えることができます。また、耐荷重は90キロで大人でも使用可能。
前輪タイヤには電池不要のライトも搭載。見た目がかわいい女の子におすすめの商品です。
JD RAZOR MS102
JD RAZORのデザイン性に富んだ2輪キックボードです。
カラーバリエーションは5色展開ですが、おすすめはオリジナルカラーの「USA」バージョン。ハンドルの左右でも色を使い分けるほどたくさんのカラーを取り入れたデザインは子供にとってはうれしいデザインです。持ち運びに便利なベルトも付属しています。
ハロ big wheels scooter
ハロの前輪1つ、後輪1つの折りたたみ式キックボードです。
子供の成長に合わせてハンドルの高さを変更できるのですぐにサイズアウトすることなく長く使えます。
子供が好みそうなデザインにカラーは2色展開です。ベアリングはABEC-5で強度や滑りのバランスが取れた商品です。
JD BUG TC-12J
トレーニングバイクからキックスクーターに変身する便利な2WAYタイプ。
シートを付ければトレーニングバイクとして、バランス感覚を養うことができ、小さい子供の練習用自転車として使うことができます。シートを外せば、キックスクーターに早変わりします。
シートもハンドル部分も高さが変えられるので、年齢の合わせて長く使用することができます。
また、ブレーキは、自転車に合わせてハンドブレーキを採用。ブレーキレバーは小さい子供でも握りやすい設計になっており、安心して使用することができます。
大人用キックボードも要チェック!
子供の遊び道具というイメージが強いキックボードですが、最近では街乗りや通勤にも使える大人向けのクールなキックボードも多く販売されています。子供と一緒にキックボードを楽しむこともできます。
おすすめの大人向けキックボードをまとめたこちらの記事も参考にしてみて下さい。
コメント