最近人気を集めているロードバイクなどの自転車で遠乗りをするサイクリング。
サイクリングに必要なアイテムとして、サイクリング用スポーツマスクも多く販売されています。
そこで今回は、厳選したおすすめのサイクリング用マスクをご紹介します。マスクを着用することで得られる多くの効果や選び方も解説しているので、ぜひ参考にしてみてください。
サイクリング用マスクの効果とは?
ロードバイクなどの自転車でサイクリングをする時、サイクリングに適したスポーツマスクを着用することでさまざまな効果が期待できます。
エアロ効果
最近では、走行中の空気抵抗を抑えるために、エアロタイプのロードバイクやエアロヘルメットが人気を集めています。走行中にマスクを着用することでも、エアロ効果が期待できます。
自転車における空気抵抗のうち、ざっくり80%は自分自身の体が、残りの20%はバイクが生み出すと言われています。顔にも空気抵抗を受ける面積があり、マスクで覆うことにより空気抵抗を減らし、走行を軽くすることが期待できます。
飛沫感染防止
マスクを着用することで、サイクリング中のウイルスなどの飛沫感染対策として有効です。
サイクリングも非常にタフなスポーツ。息も上がり大きく呼吸をすると、くしゃみや咳をしているのと同じような状態といえます。サイクリングなどスポーツ中の周囲へのエチケットとしても、スポーツマスクを着用する必要性は高まっています。
虫対策
自転車で走行中、口に虫が入るというのは誰もが一度は経験したことがあるかもしれませんが、マスクをすることでこのリスクをなくすことができます。
ロードバイクなどでの走行中はそれなりのスピードが出ます。誤って飲み込んでしまう可能性もあるので、ここは対策を打っておきたいところです。
乾燥対策
走行中、喉や唇を乾燥から守るための乾燥対策としても、サイクリング用マスクは非常に有効です。
サイクリングは他のスポーツと比較しても、口呼吸の中、風を大きく受けるので、喉などの乾燥度合いも非常に高いといえます。喉の乾燥は風邪や体の不調につながります。体のコンディション維持のためにも、スポーツマスクは重宝したいアイテムです。
花粉・排気ガス対策
サイクリング中における花粉症の症状を軽減するのに効果的です。
サイクリングは屋外スポーツ。花粉症がひどい方にとって、花粉が飛散する季節にサイクリングをするのをためらっている方も多いかもしれません。サイクリング中は息が上がるため、花粉の摂取量も多くなりますが、マスクを着用することで、花粉の摂取を最小限に抑えることができます。
また、サイクリングは道路脇を走行することが多いため、車の排気ガスを多く吸引してしまいます。これもスポーツマスクを着用することで、排気ガスなどの吸引を極力軽減することができます。
日焼け対策
サイクリング用マスクは、日焼け対策としても効果的です。
目元から下をしっかりと覆い隠すことができます。商品によっては、首元までカバーできるフェイスマスクや、さらには目元以外全てをカバーできるフルフェイスタイプのマスクもあり、おすすめです。UVカット効果がある素材を採用しているものもあります。
また、サイクリング中、サングラスを着用することが多いですが、曇りにくい素材や構造をしているものもあるので、併用することで、さらなる日焼け対策をすることができます。
サイクリング用マスクの選び方
サイクリング用のマスクとして使用するにあたって、おさえておきたいポイントがいくつかあります。
種類で選ぶ
スポーツマスクとしては、主に以下のタイプがあります。
- 通常のマスクタイプ
- 目元から首元までをカバーできるフェイスマスク、フェイスガード
- 目元以外を覆い尽くすことができるバラクラバ(フルフェイスマスク)
サイクリング用マスクとしては、フェイスマスクまたはバラクラバがおすすめです。サイクリング中はヘルメットを着用しますが、フルフェイスであれば、ヘルメット内部を快適な状態に保てる素材を採用しているものもあります。
通気性で選ぶ
通気性が良いかどうかをポイントに選びましょう。
特にサイクリングでは、サングラスを着用することが多いため、マスクを併用してレンズが曇らないことが重要です。
口元部分にメッシュ素材を採用し、通気性をよくしているモデルや、吐息が下に抜ける構造になっているマスクがあります。
また、着用したときの快適さや息苦しくないかという点からも通気性は重要な要素になってきます。
夏におすすめのサイクリング用マスク5選
暑い夏、炎天下でマスクを着用すると、さらに暑くなり不快になると思われがちですが、接触冷感やUVカット素材を採用し、夏でも快適に着用でき、さらには紫外線からも身を守れる夏用マスクが多く展開されています。
ここでは、夏のロードバイク、サイクリングを快適なものにするおすすめの夏用マスクをご紹介します。
EXIO(エクシオ)|UVカット フェイスマスク
安くてコスパが高い
高機能素材aqua-Xを採用することにより、熱を吸収する接触冷感やUVカット、速乾性さえも持ち合わせており、夏でも快適な着け心地を実現します。
口や耳元には通気性に優れたメッシュ素材エアホールを使用しているので、呼吸もしやすく、メガネやサングラスも曇りにくい設計になっています。この機能で価格は安く、コスパ抜群の商品です。
Golovejoy|フェイスカバー
接触冷感で夏でも涼しい
Golovejoyのフェイスカバーは、ソフトでさらっとした触り心地の良い冷感素材を採用したマスクです。水や汗に濡れると冷却効果により肌と接触している部分を3~5度下げる効果があります。
吸汗速乾、通気性にも優れ、またUVカット率も98%で日焼け対策も問題なし。暑い夏も含めてオールシーズン重宝できるスポーツマスクです。
NAROO MASK(ナルーマスク)|X1
夏用におすすめしたいX1タイプ
X1の数字は生地の厚さを示しており、NAROO MASKの中でも最も生地が薄いシリーズ。薄手の生地で夏でも快適に使用することができます。
UVカット96%で鼻筋から首元までを覆うロングタイプ、顔周りを紫外線から効果的に保護します。通気性も抜群で呼吸がしやすく、サングラスの曇りも防止します。
NAROO MASK(ナルーマスク)|N1s
接触冷感素材にUVカット99%の上位モデル
N1sはXシリーズの上位モデル。接触冷感素材(aqua X)を使用しているので、夏でも涼しく快適な着け心地。さらには、吸収速乾性も兼ね備えており、大量の汗をかく夏でも、 サラッとした肌触りを持続することができます。
マスクの長さは目元からあごまでをカバー。顔を中心に日焼け対策をしたい方におすすめです。
Peabownn|フェイスカバー
使い勝手の良いシンプルなデザインの夏用フェイスカバー
内面は接触冷感素材を採用しており、肌と接触した瞬間に温度を3-5度下げる冷感効果があります。
表面にはUVカットを施しており、首元まで日焼け対策が可能。柔らかめで伸縮性のある素材で、フィット感は抜群。夏でも快適に着用できるマスクです。
サイクリング用マスクのおすすめ人気8選
ここからは、ロードバイクや自転車に乗る際におすすめのサイクリング用マスクをご紹介します。
パールイズミ|UV フェイスカバー
サイクリングに最適な設計
パールイズミはサイクリングに適したウェアを販売しているサイクルウェアブランド。このアイテムもサイクリング向けに工夫を凝らした設計がされており、もちろんサイクリング以外のスポーツでも使用可能です。
目から下を覆うことで顔の日焼けを防止。ずり下がり防止の耳掛け付きです。また、口元は呼吸がしやすいよう開閉式になっており、普段通り呼吸をしたいという方にはおすすめのモデル。サングラスなども曇りにくい構造になっており、給水しやすいのもポイントです。素材もUVカットUPF50+、吸汗速乾仕様でスポーツ時でも快適に着用することができます。
TARO WORKS|サイクリング フェイスカバー
口元開口タイプでサイズ調整も可能
TARO WORKSのサイクリングに適したフェイスカバーです。口元開口タイプなので、息苦しい時や水分補給の時などマスクを外すことなく対応することが可能。ボタンでのサイズ調整機能付きで自在にフィッティングも可能です。
吸汗速乾性にも優れ、さらりとした着け心地で夏場から冬の入り口まで使いやすいフェイスマスクです。
NAROO MASK(ナルーマスク)|X5
スポーツマスクの人気ブランド「NAROO MASK」のXシリーズ
花粉を100%カット、UVプロテクション99%の高機能マスクです。前後に2タイプのフィルターポイントがあり、外気の状況によって使い分けが可能です。
通気性が良く、息苦しさを感じないので、サイクリングのみならずランニングやテニスなどあらゆるスポーツにオールシーズン使用することができます。また、耳の部分に通してマスクを固定できるので、激しい動きでもずれることなく、快適に使用できます。
ロックブロス(ROCKBROS)|フェイスカバー
耳かけヒモ付きの夏でも涼しいフェイスカバー
耳かけ用のひもが付いているのでずれ落ちる心配がなく、サイクリングに集中することができます。冷感生地を採用しており、水や汗に濡れると気化熱の作用で冷却効果が生まれ、肌との接触で体感温度を3-5度下げる効果があります。夏でもクールに着用できます。
また、息苦しくない高い通気性のある生地で、サイクリングのみならずあらゆるシーンで使い勝手のいいスポーツマスクです。
DaLaCa|AIRフェイスカバー
わずか30gで付けていないかのような付け心地
国内アウトドアメーカーが販売する苦しくない軽量フェイスカバー。メッシュ生地と吸汗速乾生地の前後の組み合わせで、通気性、速乾性、接触冷感、UVカットと充実した機能性です。
伸縮性素材の耳掛け付きで落ちづらく、軽やかな付け心地はサイクリング含めさまざまなスポーツシーンで使えるフェイスマスクです。
EXIO(エクシオ)|ネックウォーマー
冬の寒さ対策に使える高コスパフェイスマスク
鼻先から首回りまで覆うことができるのでフェイスマスクとして飛沫対策や花粉対策もバッチリ。口元のエアホールで呼吸も楽にすることができます。その他抗菌防臭加工や肌触りの良いシームレス加工など機能充実。
価格も安いので満足度の高い高コスパ商品です。
パールイズミ|487 サイクル バラクラバ
利便性の高いサイクリング用バラクラバ
パールイズミからリリースされている目以外の顔全体を覆うことができるバラクラバ。秋冬ごろの使用がおすすめのアイテムです。
口元はメッシュ素材で通気性が高く、呼吸もしやすい仕様になっています。また、口元部分は下に容易にずらすことができるので、リフレッシュしたい時、給水したい時などに使い勝手がいい仕様です。あごまで下げるとネックウォーマとしても使用可能な利便性の高いサイクリング用マスクです。
NAROO MASK(ナルーマスク)|X3F
快適に使用できるフルフェイスタイプ
人気ブランドNAROO MASKからリリースされている口元から耳、頭頂部分までフルカバーできるフルフェイスバラクラバ(目出し帽)タイプのマスクです。目元以外の頭部をすっぽり覆い隠すことができ、UVカットも98%なので、日差しが厳しい時、サイクリングなどのアウトドアスポーツ時の日焼け防止に効果的です。
通気性に優れた速乾性素材を採用しており、サイクリング、ツーリングなどでヘルメットを着用する時でも快適に使用することができます。
まとめ
今回は、サイクリングにおすすめのスポーツマスクをご紹介しました。サイクリング用としては、フェイスマスクやバラクラバなど、顔や首元をしっかりカバーできるタイプのマスクがおすすめです。
人気ブランドの「パールイズミ」や「ナルーマスク」、お求めやすい高コスパアイテムなど、自分に合った最適なマスクを見つけて、サイクリングを快適に楽しみましょう。
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