最近人気を集めるロードバイクなどの自転車で遠乗りをするサイクリング。ただ、コロナの影響で走行中もマスク着用を求められるようになり、サイクリングに必要なアイテムの1つになっています。
そこで今回は、ロードバイクで使えるおすすめのマスクをご紹介します!パールイズミなどの人気ブランドや冬用に最適なマスクも特集しているので、ぜひ参考にしてみてください。
ロードバイクでマスクを着用する効果は?
飛沫感染対策やエチケットとして求められる運動時のマスク着用ですが、サイクリング時にスポーツマスクを着用することで、それ以外にも得られるメリットがたくさんあります。
- エアロ効果
- 虫対策
- 乾燥対策
- 花粉・排気ガス対策
- 日焼け対策
エアロ効果
最近では走行中の空気抵抗を抑えるため、エアロタイプのロードバイクやエアロヘルメットが人気を集めていますが、走行中にマスクを着用することでもエアロ効果が期待できます。
自転車における空気抵抗のうち、ざっくり80%は自分自身の体が、残りの20%はバイクが生み出すと言われています。顔にも空気抵抗を受ける面積があるので、マスクで覆うことで空気抵抗を減らし、走行を軽くすることが期待できます。
虫対策
自転車で走行中、口に虫が入るというのは誰しもが一度は経験したことがあるかもしれません。マスクをすることでこのリスクをなくすことができます。
ロードバイクはそれなりのスピードが出るので、誤飲してしまわないよう対策しておきたいところです。
乾燥対策
走行中の喉や唇を乾燥から守るための乾燥対策としてもマスクは効果的です。
サイクリングは風を大きく受けるので、他と比較しても喉などが乾燥しやすいスポーツ。コンディション維持のためにも乾燥対策は重要なポイントです。
花粉・排気ガス対策
サイクリング時における花粉対策、排気ガス対策としてもマスクは効果的。マスクを着用することで花粉や埃、排気ガスの吸引を軽減することができます。中には高性能のフィルターを搭載したマスクも販売されています。
走行中は息が上がって摂取量が多くなるので、花粉が飛散する季節などにはマスクでの対策がおすすめです。
日焼け対策
サイクリング用マスクは、顔まわりの日焼け対策としても有用です。商品によっては、首元までカバーできるフェイスマスクやフェイスガード、さらには目元以外全てをカバーできるフルフェイスタイプもあります。
UVカット加工が施されたマスクであればさらに効果を高めることができます。
ロードバイク用マスクの選び方
ロードバイク用のマスクを選ぶにあたって、押さえておきたいポイントをチェックしておきましょう。
種類で選ぶ
ロードバイク向けのスポーツマスクとしては、主に通常のマスクタイプに加え、「フェイスマスク・フェイスカバー」やフルフェイスの「バラクラバ」などがあります。
ベーシックな「マスクタイプ」
出典:Amazon
馴染みのあるベーシックな形状のスポーツマスク。多くのメーカーから販売されており、サイクリングのみならずジムやフィットネス、普段使いなど幅広いシーンで使いやすいタイプです。他のタイプと比較するとカバー範囲は狭くなります。
目元から首元までカバーできる「フェイスマスク・フェイスカバー」
出典:Amazon
首元まで広範囲にカバーできるので、日焼け対策をしっかりしたい人におすすめで、屋外でライドするサイクリングに適したタイプといえます。
目元以外を覆い尽くせる「バラクラバ(フルフェイスマスク)」
出典:Amazon
最もカバー範囲の広いタイプ。日焼け対策としてはもちろん、冬場の防寒対策としても使えます。商品によっては被り方を変えることで、フェイスマスクやネックゲイターなどとしてマルチに使うことができます。
通気性で選ぶ
ロードバイク用として通気性が良いかどうかは重要なポイントです。特にサイクリングではサングラスを着用することが多いため、マスクを併用してレンズが曇らないことが重要です。
口元部分にメッシュ素材を採用し、通気性を良くしているモデルや、吐息が下に抜ける構造になっているマスクがあります。
また、着用したときの快適さや息苦しくないかという点からも通気性は重要な要素になってきます。
機能性で選ぶ
機能性に優れたマスクを選ぶことで、より快適なライドを実現することができます。特にチェックしておきたい機能は「吸汗速乾性」や「接触冷感」「UVカット」など。
吸汗速乾性が高ければ、汗をかいてもドライな着け心地をキープすることができ、マスクが濡れることで口元にまとわり付き、呼吸しづらくなることを防ぐことができます。
また、特に暑い夏のシーズンには、接触冷感やUVカット機能があれば、しっかりと日焼け対策をしながら涼しく快適な肌触りを体感することができます。
冬におすすめのロードバイク用マスク5選
冬の寒いシーズンのサイクリングでは、顔に冷たい風を受けるため、顔まわりの防寒対策が必須です。ここでは、暖かい素材で保温力に優れ、さらに通気性を確保することで息苦しくならない冬用としておすすめのフェイスマスクを特集します。
また、冬の定番防寒グッズである「ネックウォーマー」も口元まで覆えて、マスク代わりに使えるアイテムが多数揃います。あわせてこちらの記事も参考にしてみてください。
EXIO(エクシオ)|フェイスマスク
冬の寒さ対策に使える高コスパフェイスマスク
鼻先から首回りまで覆うことができるので、フェイスマスクとして飛沫対策や花粉対策もバッチリ。口元のエアホールで呼吸も楽にすることができます。
その他抗菌防臭加工や肌触りの良いシームレス加工など機能も充実。価格も安いので満足度の高い高コスパ商品です。
Bafup|フェイスマスク
高い保温性かつ息苦しくない
保温性のある生地ですが、口元部分にはメッシュ素材を採用することで息苦しくならないように設計。伸縮性抜群の柔らかい生地で顔周りから首元までしっかりカバーすることができ、ヘルメットやゴーグルの下にも違和感なく着用できます。
使いやすいクールなデザインで価格も安い、コスパに定評があるフェイスガードです。
Adcey|フェイスカバー
裏起毛の暖かさに加えて苦しくない口元設計
防寒・防風性に優れた冬用フェイスカバー。肌触りの良いフリースの裏起毛素材を採用しており、保温性が高く、寒い冬のサイクリングでも暖かく快適です。加えて、口元はエアホール構造にすることで通気性に優れ、息苦しくないのもポイントです。
伸縮性のある生地で顔に適度にフィットさせることができ、調節コード付きなので運動時のズレ落ちも軽減。サイクリングのみならずウィンタースポーツなど冬のアクティビティに幅広く活用できる1枚です。
TESLA(テスラ)|フェイスマスク
薄手でも暖かく、ヘルメットのインナーにも着用しやすい
高機能なスポーツウェアを安い価格で提供するコスパの高さに定評があるテスラの冬向けフェイスマスク。薄手ですが、保温性や速乾性に優れた素材で冬でも暖かく快適に着用することができます。
伸縮性や通気性にも優れ、口元はエアホール仕様で呼吸も楽にすることが可能。鼻からズレ落ちにくいデザインで、ヘルメットやゴーグルの内側にも着用しやすく、サイクリングシーンに最適なフェイスマスクです。
ROCKBROS(ロックブロス)|冬用バラクラバ
ロックブロスの冬用ネックウォーマー兼バラクラバ
生地の厚みと裏起毛で保温力に優れた冬用バラクラバです。使い方によってネックウォーマーとしても使えるので、シーンや環境によって使い分けやすいアイテム。
ロードバイク以外にもウィンタースポーツやランニングなど多彩な使い方が可能。価格も安くてお求めやすい高コスパ商品です。
ロードバイク用マスクおすすめ人気10選
ここからは、ロードバイクや自転車に乗る際におすすめのサイクリング用マスクをご紹介します!
PEARL IZUMI(パールイズミ)|UV フェイスカバー
サイクリングに最適な設計
パールイズミはサイクリングに適したウェアを販売しているサイクルウェアブランド。このアイテムもサイクリング向けに工夫を凝らした設計がされており、もちろんサイクリング以外のスポーツでも使用可能です。
目から下を覆うことで顔の日焼けを防止。ずり下がり防止の耳掛け付きです。また、口元は呼吸がしやすいよう開閉式になっており、普段通り呼吸をしたいという方にはおすすめのモデル。サングラスなども曇りにくい構造になっており、給水しやすいのもポイントです。素材もUVカットUPF50+、吸汗速乾仕様でスポーツ時でも快適に着用することができます。
TARO WORKS|サイクリング フェイスカバー
口元開口タイプでサイズ調整も可能
TARO WORKSのサイクリングに適したフェイスカバーです。口元開口タイプなので、息苦しい時や水分補給の時などマスクを外すことなく対応することが可能。ボタンでのサイズ調整機能付きで自在にフィッティングも可能です。
吸汗速乾性にも優れ、さらりとした着け心地で夏場から冬の入り口まで使いやすいフェイスマスクです。
PEARL IZUMI(パールイズミ)|ベンチレーションマスク MSK-03
ベンチレーション機能で呼吸がしやすいスポーツ特化型
呼吸がしやすいパールイズミの洗えるベンチレーションマスク。口部分が大きく開く仕様で呼吸がしやすく、不快なムレなども生じにくい作りです。走行中もマスクを装着したまま水分補給が可能で、メガネも曇りにくいなど抜群の使い心地。
2サイズ展開で耳ヒモはアジャスター付きでフィット感を調整可能。サイクリングなどスポーツシーンに特化したマスクです。
UNDER ARMOUR(アンダーアーマー)|UAスポーツマスク フェザーウエイト
軽さ・通気性・フィット感・涼しさを備える高機能マスク
軽さ、通気性、フィット感、涼しさ全てを備えたアンダーアーマーの高機能スポーツマスク。40%の軽量化を実現したモデルで、立体成型により口元には空間を生み、中間層には通気性に優れた素材を使用することで運動時でも呼吸がしやすい。
内側の肌に触れる部分は冷感素材のアイソチルが涼しさを持続させ、ストレッチ性のあるベースレイヤー生地と調整可能なノーズブリッジがフィット感を高めてくれます。その他UVカット、消臭機能付きと機能性溢れる人気商品です。
SPORTS MESH スポーツ用メッシュマスク
メッシュ素材で息苦しくない
繰り返し洗えて使える通気性抜群のスポーツ用マスク。メッシュ素材を採用することで優れた通気性を確保。長時間の着用でも息苦しくなくてムレにくい、サイクリングシーンにも最適なマスクです。
通気性に加えて吸汗速乾性やUVカットなど充実の機能性。3枚セットにするとお得に買える高コスパアイテムです。
NAROO MASK(ナルーマスク)|X5
スポーツマスクの人気ブランド「NAROO MASK」のXシリーズ
花粉を100%カット、UVプロテクション99%の高機能マスクです。前後に2タイプのフィルターポイントがあり、外気の状況によって使い分けが可能です。
通気性が良く、息苦しさを感じないので、サイクリングのみならずランニングやテニスなどあらゆるスポーツにオールシーズン使用することができます。また、耳の部分に通してマスクを固定できるので、激しい動きでもずれることなく、快適に使用できます。
ROCKBROS(ロックブロス)|フェイスカバー
耳かけヒモ付きの夏でも涼しいフェイスカバー
耳かけ用のひもが付いているのでずれ落ちる心配がなく、サイクリングに集中することができます。冷感生地を採用しており、水や汗に濡れると気化熱の作用で冷却効果が生まれ、肌との接触で体感温度を3-5度下げる効果があります。夏でもクールに着用できます。
また、息苦しくない高い通気性のある生地で、サイクリングのみならずあらゆるシーンで使い勝手のいいスポーツマスクです。
DaLaCa|AIRフェイスカバー
わずか30gで付けていないかのような付け心地
国内アウトドアメーカーが販売する苦しくない軽量フェイスカバー。メッシュ生地と吸汗速乾生地の前後の組み合わせで、通気性、速乾性、接触冷感、UVカットと充実した機能性です。
伸縮性素材の耳掛け付きで落ちづらく、軽やかな付け心地はサイクリング含めさまざまなスポーツシーンで使えるフェイスマスクです。
PEARL IZUMI(パールイズミ)|サイクル バラクラバ 487
利便性の高いサイクリング用バラクラバ
パールイズミからリリースされている目以外の顔全体を覆うことができるバラクラバ。秋冬ごろの使用がおすすめのアイテムです。
口元はメッシュ素材で通気性が高く、呼吸もしやすい仕様になっています。また、口元部分は下に容易にずらすことができるので、リフレッシュしたい時、給水したい時などに使い勝手がいい仕様です。あごまで下げるとネックウォーマとしても使用可能な利便性の高いサイクリング用マスクです。
NAROO MASK(ナルーマスク)|X3F
快適に使用できるフルフェイスタイプ
人気ブランドNAROO MASKからリリースされている口元から耳、頭頂部分までフルカバーできるフルフェイスバラクラバ(目出し帽)タイプのマスクです。目元以外の頭部をすっぽり覆い隠すことができ、UVカットも98%なので、日差しが厳しい時、サイクリングなどのアウトドアスポーツ時の日焼け防止に効果的です。
通気性に優れた速乾性素材を採用しており、サイクリング、ツーリングなどでヘルメットを着用する時でも快適に使用することができます。
まとめ
今回は、ロードバイクや自転車に乗るときに使えるおすすめのマスクをご紹介しました。サイクリング用としては、フェイスマスクやバラクラバなど、顔や首元をしっかりカバーできるタイプもおすすめです。
人気ブランドのパールイズミやナルーマスク、お求めやすい高コスパアイテムなど、自分に合った最適なマスクを見つけてサイクリングを快適に楽しみましょう。
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主に首元の日焼け対策や防寒対策に使われるネックゲイターも、フェイスマスクのように口元までカバーできる商品が多数展開されています。ロードバイクシーンにも最適で、合わせてチェックしておきたいアイテムです。
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