トレーニングだけでなく、ストレス発散にも使えるサンドバッグ。ボクシングジムに通えば利用できますが、一度は自宅にサンドバッグが欲しいと思ったことがあるのではないでしょうか。
そこで今回は、サンドバッグのタイプや選び方、サンドバッグを用いたトレーニングで得られる効果まで徹底解説し、Amazonなど通販で購入できる自宅用としておすすめの人気アイテムをご紹介します。
サンドバッグの種類
自宅で使えるサンドバッグの種類には、主に「吊り下げ型」と「自立型」の2種類。さらに自立型には打撃部分の中身が空気の「エアーサンドバッグ」もあります。
吊り下げ型
出典:Amazon
ボクシングジムなどでよく見かけるタイプ。重量感があるものが多く、打ち込んだ時のサンドバッグの揺れ幅も少なく、倒れないので、本格的なトレーニングに使用したいと考えている方には特におすすめです。
また、サイズもショートからロングまで複数サイズ展開されているので、初心者から経験者まで幅広く、使用目的に応じてサイズ感も選ぶことができます。
ただし、自宅で使用する場合には、どこにどのように取り付けるか、耐荷重を考慮した上で、事前に検討しておく必要があります。自宅がマンションなどであれば、吊り下げる難易度が高いので、専用のスタンドを合わせて購入することを検討しましょう。
自立型
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吊り下げる必要がなく、自宅のちょっとしたスペースに置いて使えるのが自立型タイプ。土台のタンク部分に砂や水を充填することでバッグの安定性を高める仕様になっており、打撃部分の中身には主にウレタンが詰められています。
高さは180cm前後のものが主流で、パンチやキックなどあらゆる動作に使いやすいのが特徴で、より本格的な人型の商品もあります。商品によって倒れにくさなど安定性の違いはあれどエクササイズから本格的なトレーニングまで対応するタイプです。
エアーサンドバッグ
出典:Amazon
自立型の中には、空気を充填する簡易的な作りのエアーサンドバッグタイプもあります。主に土台部分に水を入れて、打撃部分に空気を充填することで使うことができます。
基本的に安定性や耐久性は高くないので、子供の運動やトレーニング初心者、女性のエクササイズ向けのタイプになります。価格は安いので気軽に購入できますが、その分商品によっては穴が空きやすく、空気が漏れたりというケースもあります。
サンドバッグの重さは?
気になるサンドバッグの重さは、タイプによってピンキリです。目安となる重量感は以下の通り。
- エアー充填タイプの時自立型であれば、本体重量は1kg未満(土台タンクの容量は20L程度)
- 本格的な吊り下げ型は、50kg程度
- 本格的な自立型は、本体重量は20kg前後、土台に砂を充填した状態で90kg-100kg程度
ちなみに、サンドバッグの中身は、その名の通り砂が充填されていると思われがちですが、実際はウレタンや布切れが使用されていることが多いです。
サンドバッグのトレーニングによる効果
サンドバッグを使ってトレーニングをすることによって、腕や肩まわりの筋力が増強されること以外にも、さまざまな嬉しい効果が期待できます。
- ストレス発散効果
- 有酸素運動による脂肪燃焼、ダイエット効果
- 筋肉やインナーマッスル強化により、基礎代謝が上がり、痩せ体質に
自分が期待する効果や目的を明確にして、サンドバッグトレーニングに取り組むと良いでしょう。
サンドバッグの選び方
サンドバッグを選ぶ際のポイントを見てみましょう。
使用目的で選ぶ
初心者の方やエクササイズ感覚で使用したいという方であれば、エアーを充填するタイプのスタンディングバッグがおすすめ。価格もリーズナブルなものが多く、まずはお試し感覚で購入することができます。
「本格的なトレーニングの一環としてサンドバッグを使用したい」「日頃のストレスを本気でサンドバッグにぶつけたい」と考えている方は、より重量感、耐久性のあるタイプの吊り下げ型または自立型サンドバッグを選ぶことをおすすめします。
重さで選ぶ
本格的なトレーニングに使用したい方は、より重量があり、打ち込んだ際の揺れ幅が小さく収まるものを選ぶことが大切です。軽いものであれば、サンドバッグが倒れすぎてしまい、自分の求めるペースでのトレーニングできなくなってしまいます。
また、耐久性を高めるために細部にまでこだわって補強している商品もあるので、ハードに使いこなしたい方は、耐久性もチェックしておきたいポイントの1つです。
サイズで選ぶ
サンドバッグといえば、自分の身長くらいある長さのものをイメージしますが、複数サイズで展開されているものも多くあります。キックボクシングの要素も取り入れたい、より強打を打ちたいということであれば長めのものを。
短いサイズのものは打ち込むことで、サンドバッグにも動きが出てくるので、パンチを打ちながらバッグをかわすようなボディワークも取り入れたいという方におすすめです。
静音性で選ぶ
自宅でサンドバッグを使う場合、近隣の家庭に迷惑をかけていないかなど、音の大きさも気になるポイントですね。静かに使いたいなら、衝撃音が少ないエアーサンドバッグがおすすめです。重量が軽い分音も出にくく、空気がクッション代わりになり衝撃を吸収してくれます。
また、吊り下げ型や自立型では表面の素材が本革よりも合成革の方が衝撃音が少なくマンションなどでも響きにくいのでおすすめです。さらに、床との接地面にマットなどを敷くことで、防音性を高めることもできます。
スタンドも合わせて検討してみよう!
一般家庭で吊り下げ式のサンドバッグを設置するのはなかなかハードルが高いもの。建物へのダメージも気になりますよね。それでも吊り下げ型は、より本格的な打撃トレーニングをしたい方にはやはり人気のタイプでもあります。
自宅で何とか吊り下げ型のサンドバッグを使いたいという方は、スタンドを検討してみましょう。もちろんその分コストはかかりますが、Amazonなどの通販で合わせて購入することができます。
自立型|サンドバッグおすすめ人気4選
ここからは、厳選したおすすめのサンドバッグを「自立型・吊り下げ型・エアーサンドバッグ」のタイプ別に紹介していきます。
ファイティングロード|ファイティングバッグ
優れた重量感・安定感・耐久性
ジムやフィットネスクラブでの需要も広がるファイティングロードのサンドバッグ。本格的な打撃練習からダイエット、ボクササイズまで幅広く使えます。
長い年月をかけ研究を重ねたサンドバッグはより実践に近い打撃感覚を提供します。激しいパンチやキックにも対応する安定感、耐久性のあるサンドバッグです。プロも認めたおすすめの人気商品です。
タイプ | 自立型 |
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サイズ(cm) | W60(土台部分)×W40(打撃部分)×H180 |
重量 | 90kg(砂を入れた状態) |
素材 | カバー:高級レザー(合皮) 中身:多重構造ウレタン |
BODY DESIGN(ボディデザイン)|スタンディングバッグBD
激しい打撃でも倒れない
自宅での本格的なトレーニングにも対応するスタンディング型のサンドバッグ。エクササイズから本格派のトレーニングまで幅広く使えます。
人体に似た打撃感覚を徹底的に研究して再現し、重量感、安定感、耐久性にも優れています。最高級レザーや多重構造のウレタンを使用した高級感あふれる商品です。
タイプ | 自立型 |
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サイズ(cm) | W60(土台部分)×W40(打撃部分)×H180 |
重量 | 90kg(砂を入れた状態) |
素材 | カバー:高級レザー(合皮) 中身:多重構造ウレタン |
ECO BODY|サンドバッグ
65cmの台座と吸盤で安定性抜群
表面にあしらわれた「武」の文字が特徴的なECO BODYのサンドバッグです。砂又は水の充填式ですが、65ccmの大きな台座と12個の強力な吸盤でさらに安定性を向上させています。
実用性が合って頑丈さにも定評があり、パンチ、キックを思い切り打ち切ることができます。
タイプ | 自立型 |
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サイズ(cm) | W65(土台部分)×H180 |
重量 | 約90kg(砂を入れた状態) |
素材 | ABS、ポリウレタン |
RDX|サンドバッグ 自立型
抜群の安定感で動きにくい
本格的なトレーニングにも使用可能な高さ181cmのサンドバッグです。水、砂を入れると150kgまで充填可能で、最大88cmまで拡張できる8本の脚には吸盤がついており、床面にしっかり固定できます。
また、表面の高品質PUレザーと内部にはEPEフォームと布製の衝撃吸収材を充填することで抜群の打ち心地と衝撃吸収性能を実現。打ち心地が足りない、強く打つと倒れてしまうといった方にもおすすめです。
タイプ | 自立型 |
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サイズ(cm) | 65(土台部分)×H178 |
重量 | 約21.6kg(水・砂を入れた状態で150kg) |
素材 | カバー:PUレザー 中身:EPEフォーム+布 |
エアー|サンドバッグおすすめ人気3選
子供から大人まで気軽に運動を楽しめる自立型エアーサンドバッグのおすすめ商品をまとめました。
マーシャルワールド|エアースタンディングバッグ
素材を厚くし空気漏れリスクを軽減
自宅で簡単にエクササイズができるマーシャルワールドのサンドバッグは、土台に水を入れ安定させて使用するタイプのサンドバッグです。
水漏れ防止用のジェル化剤も付属しており、素材に従来よりも厚い素材を使用することで、空気漏れも心配することなく使用できます。子供からフィットネス志向の女性も楽しめるサンドバッグです。
タイプ | エアーサンドバッグ |
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サイズ(cm) | W40×H140 |
重量 | 約1.4kg、タンク容量:20L |
素材 | PVC |
IRONMAN CLUB(鉄人倶楽部)|NEO パンチング バッグ
全体が倒れにくい首折れタイプ
多くのトレーニンググッズを手掛ける鉄人倶楽部のエアーサンドバッグです。本体全体が倒れにくい首折れタイプなので、リズミカルな連打の運動も楽しむことができます。
空気入れが楽になるフットポンプや空気が抜けても補修できる補修セットなど付属品も充実しています。
タイプ | エアーサンドバッグ |
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サイズ(cm) | W50×H150 |
重量 | 約0.7kg、タンク容量:4.5L |
素材 | ポリ塩化ビニル |
SlowTon|エアースタンディングバッグ
子供から大人まで楽しめる
日頃のストレスを解消したい、気軽に楽しみながらエクササイズがしたい、そんな方におすすめのエアーサンドバッグです。軽量で耐久性にも優れた高品質PVC素材を採用。厚くすることで空気漏れのリスクを低減しています。
倒れてもすぐに起き上がるので、パンチやキックなどエクササイズ感覚で家族で楽しむことができます。
タイプ | エアーサンドバッグ |
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サイズ(cm) | W63(土台部分)×H160 |
重量 | 約0.8kg |
素材 | PVC |
吊り下げ型|サンドバッグおすすめ人気5選
吊り下げ型でおすすめのサンドバッグをまとめました。子供や女性におすすめのタイプからハードなトレーニングにも対応する本格派におすすめのモデルまで。幅広く厳選しています。
ファイティングロード|サンドバッグ ハードタイプ
格闘家監修のもと優れた耐久性を実現
プロ格闘家や、道場、ジムなどから専門的なアドバイスを取り入れ、耐久性に優れたサンドバッグを低価格で開発。最高級のレザーを使用し、底下部分には補強ベルト、打撃の負担がかかるチェーン取り付け部分には裏張りやリベットを使用することで耐久性を向上しています。
ハードなトレーニングにも対応してくれる人気商品です。
タイプ | 吊り下げ型 |
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サイズ(cm) | W40×H150 |
重量 | 約50kg |
素材 | カバー:高級レザー(合皮) 中身:ウエス(細かく裁断した布類) |
BODY DESIGN(ボディデザイン)|サンドバッグ150
細部にこだわった高品質サンドバッグ
最高級レザーを使用し、細部の補強にこだわることで高品質を実現した本格的なサンドバッグです。重みのかかる底部には2本のPPバンドで補強をしており、 チェーン取付部には裏張りやリベットを使用することで、強い打撃にも十分対応します。
この品質で価格も抑えられており、そのコスパにも定評あり。本格的なトレーニングからフィットネスまで幅広く活用することができます。
タイプ | 吊り下げ型 |
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サイズ(cm) | W40×H150 |
重量 | 約50kg |
素材 | カバー:高級レザー(合皮) 中身:ウエス |
マックスエムエムエー|サンドバッグ
独自の水と空気の二重構造
MAXXMMA独自の「Water / Airテクノロジー」を搭載。サンドバッグ内部を水と空気の二重構造にすることで、打撃時により人体に近いリアルな感覚を味あうことができます。また、水の量を調整することで自分好みの重さ、抵抗にすることが可能。
キックトレーニング用のクッションラップやエアーポンプ、注入ホースなど付属も充実で届いてすぐに使い始めることができます。
タイプ | 吊り下げ型 |
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サイズ(cm) | W33×H155 |
重量 | 約32~60kg(水量で調整可能) |
素材 | PVC・合成皮革 |
GROOFOO|サンドバッグ
子供や女性におすすめのショートサイズ
ほんのり弾力のある高品質PUレザーとオックスフォード布を使用しており、打撃時の衝撃を緩和し、安全に楽しむことが可能。ショートサイズで子供や女性のエクササイズにも最適です。
サンドバッグの中身は空なので、洋服や布、豆などを充填する必要があります。その分価格は2000円程度と安いので、気軽に購入することができますね。
タイプ | 吊り下げ型 |
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サイズ(cm) | W25×H60 |
重量 | 約1kg |
素材 | キャンバス、PUレザー |
マーシャルワールド|トレーニングバッグ1400 TBM-1400
ファッション性と耐久性を両立
格闘技界で常に高い評価をされ、愛用されてきたマーシャルワールドのサンドバッグです。
ファッション性とタフな耐久性を兼ね備えた上、品質以上のコストパフォーマンスを追求し続けています。これからボクシングをやりたいという方から上級者まで幅広く対応したトレーニングバッグです。
タイプ | 吊り下げ型 |
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サイズ(cm) | W40×H140 |
重量 | 約47kg |
素材 | 合皮 |
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自宅でのボクシング、トレーニングにはパンチングボールや腹筋ローラーがおすすめです。こちらにおすすめアイテムをまとめたので、ぜひ参考にしてみてください!
まとめ
今回は、自宅でも使えるおすすめのサンドバッグをタイプ別にご紹介しました。
サンドバッグの種類は主に吊り下げ型と自立型。タイプによって使い心地やトレーニングのレベル、設置の難易度も変わってきます。ご自身の目的に合った最適なサンドバッグを選んで、自宅でのトレーニングの幅を広げてみてはいかがでしょうか。
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