ランニングなどのスポーツシーンから、通勤・通学や在宅ワーク用のヘッドセットとしても使えるSOUNDPEATS(サウンドピーツ)のオープンイヤー型イヤホンRunFree。
そんなマルチに使えるRunFreeの基本的な商品スペックと、自宅やランニングシーンでの実際の使用レビューをご紹介いたします。
なお、本記事はメーカーから商品の提供を受けて作成しています。
SOUNDPEATS|サウンドピーツ とは?
SOUNDPEATSは2010年に中国で設立されたイヤホンメーカーで、さまざまなイヤホンの研究開発、生産、販売を一体化したイヤホン専門のブランド。世界30の国・地域で累計2,500万台以上のイヤホンを販売してきた実績のあるメーカーです。
5,000円程度の手頃なモデルから、ノイズキャンセリング機能付いたモデル、音質にこだわった上位モデルまで幅広いラインナップを揃えています。
SOUNDPEATS RunFreeの特徴
SOUNDPEATS RunFreeの主な特徴は以下の通りです。
- 16.2mmダイナミックドライバーとラムダ型音響空間設計
- 耳をふさがない、開放型イヤホン
- 着け心地の良い液体シリコン採用
- Bluetoothのマルチポイント接続
- 連続再生時間 14時間の電池持ち
- 安価で購入できる、コスパの良さ
ダイナミックなサウンド
RunFreeには16.2mmダイナミックドライバーが搭載され、低音を増強する独自設計の「ラムダ型音響空間」でしっかり厚みのあるサウンドが感じられます。スピーカーが耳元にあるような感覚で、迫力のある音楽を楽しめます。
耳を完全にふさいでいるわけではないので、周囲の音もしっかり聞き取れるのもポイント。周囲の音とのバランスは音量で調整するかたちになります。
シンプルで洗練されたデザイン
液体シリコンのマットなデザインがおしゃれで、右側の耳の後ろの3つのボタンで音量調整や曲送り・曲戻しを操作します。
個人的にはしっかりボタンを押す感覚があるタイプが好きなので使いやすいですね。ただ、ランニング中など、指一本での操作は難しいと感じました。
ストレスフリーな無線接続
完全ワイヤレスということで、Bluetooth5.3対応・マルチポイント接続可能になっており、「パソコンとスマホ」のように2台同時に接続することもできます。
パソコンで音楽を聞いているときに、携帯に着信があっても、すぐに音声が切り替わるのでかなり使いやすいです。
SOUNDPEATS RunFree Liteとの違い
SOUNDPEATS RunFree Liteは、RunFreeの下位バージョンで、現在は販売終了しているので、旧モデルという位置付けになります。RunFree Liteからの主なバージョンアップポイントは、以下通りです。
- ラムダ型音響空間設計が追加による音質向上
- プラスチックから液体シリコンで着け心地アップ
SOUNDPEATS RunFreeのスペック
RunFreeの製品スペックを一覧で紹介します。
素材 | シリコン素材、ニッケルチタン合金 |
---|---|
重さ | 約31g |
バッテリー容量 | 140mAh |
充電時間 | 1.6時間 |
駆動時間 | 14時間連続再生 |
充電ポート | TYPE-C |
防水規格 | IPX4 ※音の出口(IPX4)以外の部分はIPX7防水 |
Bluetooth規格 | Bluetooth 5.3 |
Bluetooth接続台数 | 2台 |
ドライバー径 | 16.2mm |
SOUNDPEATS RunFreeの本体・付属品レビュー
パッケージ
パッケージは、しっかりとした紙にシンプルなデザイン。
イヤホン本体
右側後ろに操作用ボタンが3つ、その反対側にTYPE-Cの充電差し込み口があります。防水設計なので、差し込み口はシリコンカバーでガードしてあります。
TYPE-C USB充電ケーブル
充電ケーブルの長さは約30cm、卓上で使いやすい長さです。
取扱説明書
日本語や英語などでそれぞれ記載。ペアリング方法などが書いてあり、これを見れば機器の操作は十分です。
出典:WEB版取扱説明書
SOUNDPEATSアプリの案内
SOUNDPEATSのアプリの案内。QRコード等はないので、AppStoreかPlayストアで「SOUNDPEATS」と検索してダウンロードします。
SOUNDPEATS RunFreeの使用レビュー
実際にSOUNDPEATS RunFreeを使用したレビューを、各ポイントごとに紹介します。
装着感
こちらのイヤホンは耳に掛けるタイプで、ズレたり落ちたりすることなくしっかりフィットします。本体を覆う液体シリコンは、やわらかく程よく弾力があるので使いやすく、ヘッドホンのような締め付け感がないので、耳が痛くなりません。
ランニングで使用した際、頭が揺れるとイヤホンが多少動きますが、耳掛けタイプかつイヤホンの前側と後側の重量のバランスが絶妙で、ズレることなく元の場所に戻ってくるので、手で位置を修正する必要はなく快適なランニングができました。
メガネあり
耳掛けタイプのイヤホンですが、メガネを掛けた状態で使用した場合でも、特にフィット感などに影響もなく問題なく着用できます。
重さ
本体重量は約31gという軽量設計のおかげで、メガネを掛けている感覚で装着できます。ランニングでも重さが気にならずに、ランニングに集中できます。また、在宅ワークで約8時間程度使用していても耳が痛くなりませんでした。
音質
音質は室内で使用した場合もランニングで使用した場合も、低音から高音までしっかりと聞き取れる、迫力のあるサウンドでした。屋外でもベース音などの低音もしっかり聞き取れます。
また、開放型の特徴として、周囲の音とイヤホンの音が両方聞こえるという便利な一面はありますが、大通りや車がすぐそばを通る時のような雑音が大きい場合だと、音楽が聞き取りにくくなるので、その点を理解してから購入する方がいいでしょう。
マイク
オンラインMTGでRunFree使用した際に、マイクの性能を確認。本体の前側についた左右のマイクで、しっかりと音を拾うので、相手側にこちらの声がはっきりと届いていました。在宅ワーク用のヘッドセットとしても十分使えます。
音漏れ
開放タイプのイヤホンなので、密閉型のイヤホンと比べると音の漏れは大きいです。これはイヤホンのタイプによる違いなので、RunFreeが特別大きな音漏れをしているわけではありません。
実際に自宅の静かな空間で、音楽が楽しめる程度の音量でRunFreeの音漏れを試してみたところ、肩が触れあう程度の距離感だと、何か曲が流れてるなという程度の音漏れ具合でした。
人との距離がかなり近い満員電車や、図書館などの静かな空間では音漏れが気になるかもしれませんが、スポーツシーンや自宅、カフェなどで使用する分には問題ないでしょう。
再生時間
再生時間は14時間とかなり長時間使用でき、ランニングやお出かけなどの充電ができない屋外利用のシーンで活躍できます。
また、オンラインMTGで2時間程度使用した際、MAX充電から10%程度しか電池が減っていませんでした。頻繁に充電せずに使える点も嬉しいポイントですね。万が一、充電を忘れていても、フル充電まで2時間弱で充電完了します。
アプリ
SOUNDPEATSのアプリではイコライザーを調整でき、低音や高音などのバランスを自分好みにカスタマイズできます。自身の聴力にあわせたイコライザーを設定できたり、好きな音楽のジャンルにあわせたイコライザー設定を選べます。
Bluetooth接続
Bluetoothの接続方法は本体の電源を入れ、次は電源ボタンを長押しするとペアリングモードに移行します(本体のランプが赤と白に交互に点滅)。その状態でスマホやPCでRunFreeと接続するだけなので簡単に設定できました。
2台までマルチ接続可能なので、私の場合、スマホとPCと接続していますが、スマホでの電話やPCでの音楽再生など自動で切り替わってくれるので、かなり使いやすいです。さらに、電源オフから電源オンに切り替えると、自動的に最後に接続していた2台と再接続してくれます。
SOUNDPEATS RunFreeの購入方法
SOUNDPEATS RunFreeは、SOUNDPEATSの公式オンラインストアやAmazonのSOUNDPEATS公式ストアから購入可能です。オンラインで簡単に注文できるので、気になる方は、下記リンクから確認してみてください。
また、Amazonで購入すれば、Amazon専用クーポンが利用できる場合もあるので、お得に購入することができます。(期間によって、クーポンがない場合もあります。)
SOUNDPEATS RunFreeのまとめ
今回は、SOUNDPEATS RunFreeの特徴や使用レビューをご紹介しましたがいかがでしたか?RunFreeは、高性能な音質と快適な着用感で、ランニングから普段使いまで幅広く活躍してくれるオープンイヤー型のイヤホンです。
さらに、連続使用時間が14時間と長時間使用できるので使いやすく、高機能ながら安価なコスパの良さもかなり評価できるポイントです。
ランニングなどのスポーツ用に開放型イヤホンを探している方、在宅ワーク用にヘッドセットを探している方には、非常におすすめな商品です。
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