自重トレーニングに負荷を加えることができる便利なトレーニンググッズ「ウエイトベスト」。特に自宅でのトレーニングに併用しやすく、自宅トレーニングのニーズの高まりも相まって人気を集めている商品です。
そこで今回は、厳選したおすすめのウエイトベストをご紹介します。ウエイトベストを着用する効果やメリット、実際の選び方も解説しているので、ぜひ参考にしてみてください!
ウエイトベストとは?
出典:Amazon
ウエイトベストとは、「重り」が搭載されたベストのことで防弾チョッキのような見た目が印象的なアイテムで、ウエイトジャケットや加重ベストなどとも呼ばれます。ウエイトベストで加重することで負荷を高めることができ、自重トレーニングなどの効果、効率を高めることができます。
基本的には自重でのトレーニングに慣れてきた筋トレ経験者におすすめの商品ですが、重量や形状などもさまざまなタイプがあり、初心者や女性でも使いやすい商品、ウォーキングやランニング時の負荷としても使いやすい商品なども販売されています。
MIZUNO(ミズノ)といった大手スポーツ用品メーカーからFIELDOOR(フィールドア)、IROTEC(アイロテック)といったトレーニングギア用品に定評のある人気メーカーまで、実は多くのメーカーから販売されています。
ウエイトベストの効果
ウエイトベストを着用することで、さまざまな効果が期待できます。それぞれの効果についてみていきましょう。
トレーニング効果・効率を高める
腕立て伏せや懸垂、スクワット、ランニングなどのいわゆる自重トレーニングは、ダンベルやバーベルを使用するフリーウェイトやジムでのマシントレーニングのように自重以上の負荷を体に与えることができません。
ウエイトベストを着用することで、体に自重以上の負荷を与えることができ、高負荷トレーニングによる筋力UPが期待でき、さらには少ない回数で効率的にトレーニングをすることができるようになります。
心肺機能の向上
負荷を高めた状態でトレーニングをすると、体にはより多くの酸素が必要となります。それに応じてより多くの酸素を送り込もうと心血管系の活動が活発になり、心臓や肺の機能が鍛えられます。
心肺機能の向上により持久力UPや疲れにくい体を手に入れることができます。
体幹の強化
自重トレーニングによって体幹が鍛えられますが、やはりウエイトベストで負荷を高めることで体幹もより効率的に鍛えることができます。
体幹を鍛えることで、姿勢の改善や基礎代謝の向上、エネルギー消費量が増加することで、痩せやすい体質への改善、ダイエット効果など実にさまざまな効果が期待できます。
ウエイトベストを使うメリット
加重アイテムといえば、ダンベルやバーベルなどその他にもありますが、ウエイトベストを使うことのメリットとは一体何でしょうか?
重量調整が可能
ウエイトベストの大きなメリットの1つは、重りの数を変えるだけで重量調整が簡単にできるという点です。
重量調整によって、変化する自分のレベルに合わせて、行うトレーニングの種目に合わせて最適な負荷でトレーニングをすることができます。また、ポケットから重りを出し入れするだけなので、ストレスなく簡単に重量調整が可能です。
体の動きを制限しない
ウエイトベストを着用するもう1つのメリットは、体の動きを制限せずに普段の体の使い方のまま負荷を高めることができるという点です。
ウエイトベストは胴体にフィットする設計なので、ダンベルやバーベルトレーニングのように両手が塞がることもなく、普段通りにプッシュアップやスクワットといった自重トレーニングやランニングをこなすことができます。
特に自宅などでのトレーニングで負荷を上げたい時に使いやすいアイテムです。
ウエイトベストの選び方
ここでは、ウエイトベストを選ぶ上でおさえておきたいポイントをご紹介します。
重量で選ぶ
ウエイトベストの最大負荷を確認するようにしましょう。市販されているものは、約5kg〜25kg前後までの負荷が一般的です。
筋トレ経験者であれば10kg以上の重量がおすすめ。トレーニング上級者でしっかり負荷をかけたいという方は、重量調整ができるタイプでなるべく最大負荷が高いものを選ぶと良いでしょう。
女性の方やウォーキング、ランニングメインで使いたいという方は、5~10kg程度のウエイトでも十分負荷をかけることができます。
重量調整機能で選ぶ
多くのウエイトベストは重りを出し入れすることができ、重りの数で重量・負荷を調整することができます。
重量調整により、筋力のレベルやトレーニングの種目に合わせて最適な負荷に調整することができるので、重量調整タイプのベルトが基本的にはおすすめです。
形状で選ぶ
ウエイトベストには、主に肩からウエストまであるスタンダードなタイプ、肩から胸下あたりまでのショート丈タイプがあります。
肩からウエストまでのタイプは重りがバランスよく配置されており、上半身を中心にさまざまな動きに対して負荷をかけることができます。ショート丈タイプはウエストを制限されることなく自由に動かすことができるので、細かい動きのあるトレーニングやエクササイズ、ランニングなどに適しているといえます。
このように目的に応じて適する形状も変わってくるので、使用目的にあった形状のウエイトベルトを選ぶようにしましょう。
サイズをチェック
ウエイトベストは、基本的にはフリーサイズとなりますが、ウエスト部分のベルトの長さによって着用可能な範囲かどうかが決まってきます。
まずは自分のウエスト、胸囲の長さを計測した上で着用可能な範囲かどうかチェックしておくことをおすすめします。
肩への負担が軽減されている設計か
ウエイトベストを着用すると、最も重量の負荷がかかるのが肩であり、場合によっては肩に痛みが生じる可能性があります。
肩のケアとして肩部分のベルトの幅を広く取ったり、肩部分にクッション性のある素材を取り入れたり、肩パッドが付属している商品などがあります。実際の口コミも参考にしながら、肩への負担が軽減されるような設計のものかチェックしておくことをおすすめします。
ウエイトベストのおすすめ人気10選
ここからは、厳選したおすすめのウエイトベストをご紹介します!
MIZUNO(ミズノ)|ウエイトジャケット
伸縮性素材で体にフィットする「ミズノ」のウエイトジャケット
ベルト部分は伸縮性のあるクロロプレンゴム製で体にフィットしやすく、トレーニング時でもずれにくい設計になっています。
また、厚手の服を上に着れば周囲にも気づかれることなく体を強化することができます。大手スポーツメーカーで安心のクオリティの人気商品です。
最大負荷 | 約10kg |
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重量調整 | 可 |
重り | 砂鉄/約380g×25個 |
サイズ | 胸囲・ウエスト:110cmまで |
FIELDOOR(フィールドア)|ウエイトベスト
重りをバランスよく配置し、効果的に負荷をかけられる
トレーニングギアの人気メーカー「FIELDOOR」のウエイトベストは、最大20kgの負荷。前面、背面計20箇所にバランスよく重りを配置することで効果的に負荷をかけることができます。
伸縮性のあるベルトでフィット性が高く、リニューアルで肩パッドのクッション性を高め、スマホポケットを新たに装備。細かい機能性にこだわった大好評のウエイトベストです。
最大負荷 | 約20kg |
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重量調整 | 可 |
重り | 砂鉄/約1kg×20個 |
サイズ | 胸囲・ウエスト:110cmまで |
H&Yo|ウエイトベスト
使い勝手の良い鉄プレートを採用。1~20kgで重量を微調整できる
さまざまなトレーニング用品を手がけているフィットネスブランド、H&Yo Fitnessのウエイトジャケット。重りには砂鉄ではなく鉄プレートを採用することで、出し入れがしやすく、砂が漏れる心配もありません。
ジャケット本体には20個のポケットを搭載し、1~20kgまで重量を細かく微調整可能。動きやすさを重視したショート丈で、肩部分は厚みを持たせることで負担を軽減しています。細部までこだわった設計で、使い勝手に優れたおすすめアイテムです。
最大負荷 | 21kg |
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重量調整 | 可(1~20kg) |
重り | 鉄プレート |
サイズ | 胴回り:120cmまで |
IROTEC(アイロテック)|NEWアジャストパワーウエイトベスト
アーミー柄でオシャレな「IROTEC」のウエイトベスト
アイロテックは、多くのトレーニンググッズを手掛ける人気の高いブランドです。他のウエイトベストとは一線を画すアーミー柄のクールなデザインで、トレーニング中でもおしゃれに着こなすことができます。
最大負荷は20kgで2kgずつ負荷調整が可能。自重トレーニングに負荷を加えたい方におすすめです。
最大負荷 | 約20kg |
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重量調整 | 可 |
重り | 砂鉄/約2kg×10個 |
サイズ | ー |
IROTEC(アイロテック)|NEWブロックウエイトベスト 高重量タイプ
今までの重量に満足できないヘビーユーザー向け
「IROTEC」の高重量タイプのウエイトベストです。最大負荷は約26kg。ウエイトベスト経験者で今までの重量に満足できない方におすすめです。
ウエイトはブロック型で重量調整が簡単に行え、砂鉄等ではないため漏れる心配もありません。プッシュアップ・スクワット・チンニングなどのハードな加重におすすめのアイテムです。
最大負荷 | 約26kg |
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重量調整 | 可 |
重り | ブロック型/3ポンド×19個 |
サイズ | ウエスト:110cmまで |
KETTLEBELLKON(ケトルベル魂)|パワーウエイトベスト
動きやすさを重視したショートタイプのウエイトベストを展開
複数タイプからなる「KETTLEBELLKON」のウエイトベスト。Tタイプ・Xタイプはショート丈になっており、ウエスト部分が自由に動かせるため、稼働範囲を制限することなくトレーニングが可能。ベルトは調整しやすいベルクロ仕様で、素材は耐久性のある強化ナイロンを採用。
ランニングや比較的動きを伴うトレーニングをする方におすすめのモデルです。
最大負荷 | 10kg又は20kg |
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重量調整 | 可 |
重り | 鉄プレート/ 0.5kg×20個又は1kg×20個 |
サイズ | 42cm×42cm |
AIFY|ウエイトベスト
肩に負担をかけない設計でさらにショルダーパッドも付属
肩の部分は幅を広く、クッションを入れることで重量によってベストが食い込むのを防止。付属のショルダーパッドで肩への負担をさらに軽減することができます。
素材は通気性に優れたメッシュ素材で快適なトレーニングをサポート。一つ300gと細かめの重りで自分に最適な重量調整が可能です。
最大負荷 | 10kg |
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重量調整 | 可 |
重り | 砂鉄/約300g×33個 |
サイズ | ウエスト:110cmまで調整可 |
PROIRON|ウェイトベスト
ゴム・シリコン素材の重りで、水洗いができて砂鉄漏れのリスクもなし
多くのトレーニンググッズを展開するPROIRONのウエイトベスト。砂鉄や鉄プレートとも異なるゴム・シリコン混合物からなる新開発の素材を重りに採用することで、水洗いを可能にしたウエイトジャケットです。
砂鉄漏れの心配もなく清潔に使えると口コミでも好評で、スタイリッシュなデザインはランニングなどにもおすすめ。リフレクター付きで夜間のランニングにも活用できます。
最大負荷 | 3kg/5kg/8kg/10kg |
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重量調整 | 不可 |
重り | ゴム・シリコン混合物 |
サイズ | 3kg: バスト65-116cm 5kg: バスト70-125cm 8kg: バスト85-130cm 10kg: バスト90-150cm |
LAKARU(ラカル)|ウエイトベスト
男女兼用で女性にもおすすめ!価格も安い高コスパ商品
本体重量5.4kg又は9kgで重量調整はできないタイプのウエイトベスト。コンパクトな形状でフィット性も高いため、動きやすさ重視の方におすすめです。
夜間反射ベルトや着脱可能なポケットも付いており、自重トレーニングのみならず、ジョギングやランニングなど幅広く使いやすい商品です。
最大負荷 | 5.4kg又は9kg |
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重量調整 | 不可 |
重り | 砂鉄 |
サイズ | 胸囲:89-114cmまで調整可 |
リーボック(Reebok)|ストレングスシリーズウェイトベスト
洗練されたデザインでクールなウエイトベスト
人気スポーツブランド「Reebok」のブラックとレッドを基調としたクールでおしゃれなウエイトベストです。デザイン重視でワークアウトのモチベーションに繋げたい方におすすめ。
重量はどんなトレーニングにも使いやすい5kg。二重のバックル留め具でベストをしっかり固定することが可能。女性も使いやすいバランスの取れた商品です。
最大負荷 | 5kg |
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重量調整 | 不可 |
重り | 砂鉄 |
サイズ | 40(L)x 36(W)x 5.5(H) |
他のトレーニンググッズも要チェック!
自重に負荷を加えたいという方は、その他にもリストウェイトやアンクルウェイト、ウォーキング用のダンベルなどもおすすめ。おすすめ商品をまとめたこちらの記事もあわせてチェックしてみてくださいね!
まとめ
今回は、自重トレーニングの効果、効率を高めることができるウエイトベストについて、おすすめの商品をご紹介しました。
自重では物足りなくなってきたという方は、自宅トレーニングに使い勝手の良いウエイトベストでさらに効率的にトレーニングに励んでみてはいかがでしょうか?
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