皆さん学校や会社の体力テストで一度は立ち幅跳びを測ったことがあるかと思います。自分の記録が平均と比べてどのレベルなのか、少し気になりますよね。
そこで今回は、立ち幅跳びの年齢別平均値を男性・女性別にまとめてみました。
【6歳〜64歳】立ち幅跳びの平均値
分類すると青少年とされる「6歳から19歳」から成年「20~64歳」までの平均値をみてみましょう。
このデータは、政府による2021年度の体力・運動能力調査の統計データを参考にしています。
年齢 | 男子 | 女子 |
---|---|---|
平均値(cm) | 平均値(cm) | |
6 | 117.03 | 108.78 |
7 | 127.19 | 119.28 |
8 | 136.77 | 130.53 |
9 | 147.73 | 141.05 |
10 | 155.86 | 148.36 |
11 | 166.33 | 155.76 |
12 | 185.41 | 167.23 |
13 | 203.80 | 174.40 |
14 | 216.35 | 178.61 |
15 | 217.23 | 171.85 |
16 | 223.59 | 173.36 |
17 | 227.94 | 171.74 |
18 | 228.58 | 168.93 |
19 | 230.57 | 168.94 |
20-24 | 228.77 | 169.95 |
25-29 | 222.69 | 162.85 |
30-34 | 217.61 | 159.25 |
35-39 | 210.92 | 155.05 |
40-44 | 204.32 | 151.25 |
45-49 | 196.27 | 147.11 |
50-54 | 190.54 | 141.01 |
55-59 | 184.04 | 136.81 |
60-64 | 175.47 | 130.64 |
主に跳躍力・瞬発力を測る立ち幅跳びですが、幼少期から男の子の方が高い数値になっていることが分かります。また、中学生になる13歳頃から男の子は200cmを超え、記録に伸びがあります。
立ち幅跳びのピークは男性が19歳で230.57cm、女性が14歳で178.61cm。意外に早く中高生でピークを迎えるのが平均的なようです。それ以降は、数値が落ち始め、男性は40代前半で中学1年生と同等の数値に戻ります。
立ち幅跳びで鍛えられるのは何?
立ち幅跳びは、主に瞬発力を測定する種目です。瞬発力とは、瞬間的に大きな力を発揮する能力のことをいいます。陸上競技の投てき種目や、ウェイトリフティングなどの競技も、瞬発力が必要とされています。瞬発力は、ただ筋力を鍛えれば高まるものではありません。
瞬発力を高める際のポイントは、筋肉の急に伸ばされると反動で急に縮まるという伸縮特性を使ってトレーニングをする必要があります。立ち幅跳びの動作にはこの要素が含まれており、よくアスリートのトレーニングで目にする高さのあるボックスに飛び乗るボックスジャンプや、クロスフィットの種目にも立ち幅跳びの動作が含まれていたりします。
まとめ
今回は、気になる立ち幅跳びの平均値をまとめてみました。ご自身の数値が平均より上なのか、下なのかを知る良い機会になったのではないでしょうか?
また、瞬発力を鍛える上で重要な立ち幅跳びの動作。ご自身のレベルを把握した上で、普段のトレーニングに取り入れてみてはいかがでしょうか?
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