フラットペダルを使用してロードバイクやクロスバイクに乗るときには、普段のシューズでも乗ることはできますが、ペダルに足の力が伝わりやすく、漕ぎやすい工夫が多く凝らされているフラットペダルシューズがおすすめです。
そこでこの記事では、フラットペダルシューズの特徴や選び方を解説し、おすすめの人気商品を紹介していきます!
フラットペダルシューズと普通の靴の違いは?
出典:Amazon
フラットペダル用シューズと普通の靴の主な違いは、靴底の設計や硬さ、留め方などがあります。足の力をペダルに効率よく伝達させるためには、ペダルと靴底が密着していることが大切です。そのため、普通の靴とは違いフラットペダルシューズでは靴底が平らで厚すぎず、硬めの素材を使用しているものが多くあります。
また、シューズの留め方やサイズ調整についても、普通の靴には靴ひもを使用してサイズ調整を行うものが多いですが、フラットペダルシューズでは、靴ひもを使用するタイプの他に、靴ひも自体がないベルクロ式の固定方法を採用しているものも多くあります。
フラットペダル用シューズの選び方
フラットペダルで履くサイクリングシューズを選ぶ際に、おさえておきたいポイントをご紹介します。
ソールで選ぶ
ソールの厚さや硬さはフラットペダルシューズを選ぶうえで大切なポイントです。
ソールの厚さ
ソール部分が厚底過るとペダルの上で不安定になりうまく力がかからなかったり、薄すぎるシューズではシューズがたわみすぎて、ペダルに足の力を効率よく伝達することができないため、ソールには程よい厚みがあるものを選ぶようにしましょう。
ソールの硬さ
ソール部分がやわらかいシューズよりも、硬いシューズの方がシューズのたわみも少なく効率の良いペダリングを実現しやすいのでおすすめです。しかし、ソールの硬いシューズは歩きにくさ、疲れやすさにもつながるので、自身の使用環境にあわせて選びましょう。
グリップ力で選ぶ
ペダルを強く踏み込みパワーを生み出したいときや、雨など悪天候のときに滑ってペダルを踏み外してしまうことを避けるためにも、シューズのグリップ力は重要です。
選ぶ際には、ソール部分に滑りにくい加工が施されているものや、ラバー素材など滑りにくい素材を使用しているものを選ぶようにしましょう。
通気性に優れているものを選ぶ
暑い季節や長時間のライディングでは、走行中のシューズ内は熱がこもりやすく、ムレやすくなっています。
そこで、通気性に優れた素材やデザインを採用しているフラットペダルシューズを選ぶことで、シューズ内のムレを抑えて、ドライで快適な履き心地をキープすることができます。
防水機能で選ぶ
通勤や通学目的でフラットシューズを利用される方は、急な雨にも対応できる防水機能が付いたシューズが安心です。
また、ツーリング先で、ぬかるんだ道で足を付かなければいけない場面に出くわしても対応できたり、イレギュラーに対応するなら防水機能付きを選びましょう。
フラットペダル用シューズのおすすめ人気9選
ここからは、おすすめのフラットペダル向けのサイクリングシューズをご紹介します。シマノやクロームといった人気ブランドや、安い商品もピックアップしています!
SHIMANO(シマノ)|ツーリングシューズ SH-ET300
ペダリング効率と歩行時の快適性を両立
効率的なペダリングを実現するセミリジットパワートランスファー ブレードテクノロジーを搭載しているフラットペダルシューズです。トラクションソール部分に配したブロックパターンと、アクティブアウトソールに配したクロスグルーブが多種多様なペダルケージやピンに対応し、優れたグリップ力を発揮してくれます。
CHROME(クローム)|スニーカー クルスク オールウェザー NIGHT
全天候に対応するシューズ
全天候に対応可能なフラットペダルシューズです。5mm高くなったフォクシングテープ、ガゼット付きのシュータン、タフな1000デニールのハイドロフォビックナイロンを使用した疎水性の高いアッパーなどによって、防塵性や防水性に優れているだけでなく、速乾性や通気性も高い水準で兼ね備えています。
CHROME(クローム)|スニーカー サウスライド 3.0 Night
グリップ力と耐摩耗性を高次元で両立
タフな1000デニールのハイドロフォビックナイロン素材を使用したアッパーによって、疎水性と通気性に優れているシューズです。快適なライディングを実現するCHROME Power PlateテクノロジーとPanaracerアウトソールのテクニカルコラボレーションによって、グリップ力と耐摩耗性を高い次元で両立しています。
CHROME(クローム)|スニーカー DIMA 2.0
ペダリングから日常まで対応できるシューズ
パフォーマンスに焦点を当てたスリップオンと、ペダリング時により力を発揮できるPower Plate構造を採用しているグリップ力と耐久性に優れたシューズです。ソール部分は、バルカナイズド製法によるラバーソールを採用し、日常生活の中でも自転車での走行時でも快適な履き心地で対応できる仕様になっています。
Five Ten(ファイブテン)|Freerider フリーライダー
優れたグリップ力を提供するラバーソールを採用
高摩擦による強力なグリップ力を持ち、クラシックなドットトレッドで優れたペダルトラクションを兼ね備えているシューズです。一部リサイクル素材も使用していることに加え、ソール部分に使用しているステルスS1ラバーによって、さまざまなシーンで万能な高摩擦グリップを実現してくれるので、多くの場面で活躍します。
GIRO(ジロ)|フラットシューズ LATCH ラッチ
独特のトレッドパターンでペダルにフィット
独自開発のMute Foamを搭載し、細かな衝撃や突き上げを和らげてくれるシューズです。耐摩耗性や耐久性に加え、軽量性も兼ね備えているシューズ本体は、アウトソール部分にも高い弾力性を持った独自開発のTack Rubberを採用しているので、独特のトレッドパターンでペダルにしっかりとグリップしてくれます。
LEATT|Leatt 1.0 フラット MTB サイクリングシューズ
デュアルコンパウンドソールを搭載
アクティブカーボン素材によって吸湿発散性、速乾性、抗菌防臭性に優れているシューズです。快適なライディング感を実現するRidegripコンパウンドソールと、究極のバイクコントロールを実現するLeattラボコンパウンドソールを搭載したデュアルコンパウンドソール仕様になっているので、快適な履き心地とペダル互換性を兼ね備えています。
Ride Concepts|ワイルドキャット フラットペダル マウンテンバイクシューズ
優れたフィット感と機能性を搭載
PUヌバック素材とアンチ摩耗メッシュ素材を使用し、優れたフィット感と快適な履き心地を兼ね備えているシューズです。ソール部分は、ハイグリップラバーアウトソールと耐摩耗つま先保護によって、走行時のコントロール向上をサポートし、EVAミッドソールによって足や腰にかかる衝撃を吸収してくれます。
CRANK BROTHERS(クランクブラザーズ)|STAMP LACE MTBシューズ
MTB向けの高性能シューズ
本格的なマウンテンバイクやBMX向けにつくられたこちらのシューズは、EVAミッドソールが不要なショックを吸収し快適な履き心地を提供します。また、フラットペダルに食いつくようなソール設計と耐久性、程よい締め付け感のラウンドレースを備えた高性能シューズです。
関連アイテムをチェック!
より快適にサイクリングできるようなフラットペダルやサイクリング用ソックスをこちらの記事にまとめたので、ぜひ参考にしてみてください!
まとめ
今回は、フラットペダルにおすすめのサイクリングシューズをご紹介しました。効率の良いペダリングをサポートしてくれるフラットペダル用のシューズは、ロードバイクをフラットペダルで楽しみたいときにおすすめのアイテムです。
フラットペダル向けのシューズを選ぶ時は、ソールの形状や硬さ、グリップ力などがポイントです。この記事を参考にして頂き、ぜひお気に入りの1足を見つけてくださいね!
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