皆さん学校や会社の体力テストで一度は20mシャトルランを測ったことがあるかと思います。自分の数値が平均と比べてどのレベルなのか、少し気になりますよね。
そこで今回は、20mシャトルランの年齢別平均値を男性・女性別にまとめてみました。
【6歳〜64歳】の20mシャトルランの平均値
分類すると青少年とされる「6歳から19歳」から成年「20~64歳」までの平均値をみてみましょう。
このデータは、政府による2021年度の体力・運動能力調査の統計データを参考にしています。
年齢 | 男子 | 女子 |
---|---|---|
平均値(折り返し数) | 平均値(折り返し数) | |
6 | 18.92 | 15.75 |
7 | 28.40 | 23.14 |
8 | 36.45 | 29.13 |
9 | 44.27 | 35.60 |
10 | 52.45 | 42.33 |
11 | 61.16 | 47.52 |
12 | 70.58 | 50.85 |
13 | 86.88 | 60.46 |
14 | 94.44 | 60.91 |
15 | 82.41 | 48.57 |
16 | 88.50 | 52.60 |
17 | 90.21 | 49.64 |
18 | 75.09 | 41.70 |
19 | 78.68 | 40.45 |
20-24 | 73.04 | 38.64 |
25-29 | 64.25 | 34.78 |
30-34 | 58.91 | 29.89 |
35-39 | 52.42 | 27.13 |
40-44 | 51.76 | 25.40 |
45-49 | 45.60 | 23.15 |
50-54 | 39.17 | 22.66 |
55-59 | 34.12 | 20.20 |
60-64 | 29.45 | 17.27 |
主に全身持久力を測ることができる20mシャトルランですが、幼少期から男の子の方が高い数値になっていることが分かります。また、中学生になる13歳頃に男の子の回数に伸びがあります。
20mシャトルランのピークは男性が14歳で約94回、女性も14歳で約61回。意外に早く中高生でピークを迎えるのが平均的なようです。20歳になる前にはすでに数値が落ち始め、それ以降は男性・女性ともに下降の一途をたどります。
20mシャトルランで鍛えるメリット
持久力を鍛えるトレーニング方法は、ひたすら長く走り続けるだけではありません。20mシャトルランのようなインターバル走も持久力向上には非常に効果的です。
特に全身持久力に関わる「最大酸素摂取量」を鍛えるのに効果的です。インターバル走は、ずっと一定のペースで走り続けるのではなく、ダッシュ時に心拍数を上げ、緩める時に心拍数を落ち着かせ、再びあまり間をおかずに疾走するのを繰り返します。それによって、心肺に負荷をかけ、最大酸素摂取量を向上させることができます。また、全身持久力を鍛えることで以下のようなメリットがあります。
- 肥満予防
- 健康の維持
- 持久力強化によるスポーツパフォーマンスの向上
上記のようにスポーツ面だけでなく、美容・健康面でも嬉しい効果が期待できます。
まとめ
今回は、気になる20mシャトルランの平均値をまとめてみました。ご自身の数値が平均より上なのか、下なのかを知る良い機会になったのではないでしょうか。
また、20mシャトルランのようなインターバル走をトレーニングに取り入れることで期待できる効果も多くあります。ご自身のレベルを把握した上で、普段のトレーニングに取り入れてみてはいかがでしょうか。
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