「腹筋を効率よく鍛えたい」「通常の腹筋では物足りない」そんな人にはアブマットがおすすめです。アブマットを正しく使えば、効率よく腹筋を鍛えることができます。
そこで今回では、アブマットの効果や使い方、選び方について解説し、おすすめの人気商品を紹介していきます。アブマットを使って理想の身体を手に入れましょう。
アブマットの効果
アブマットとは、腰の形に沿った傾斜や凹凸がついているマットのこと。お腹周りの腹筋を鍛える用途で用いられます。アブマットを使わない場合と比較すると、腹筋運動の効果を高めてくれます。アブマットを使うと、本来の姿勢よりも腰を反る姿勢となるため、腹筋が伸長されます。伸長された状態から筋が収縮すると、通常よりも広い可動域で筋収縮や筋活動を促せます。
人体の構造では少し腰を反った姿勢となっているため、アブマットを用いて腹筋を伸長位から鍛えた方が効率的に強化可能。また、マットをおいて運動するため腰に負担をかけにくく、腰痛予防にもつながります。
アブマットの使い方
アブマットの使い方は簡単で、床に置いたマットの上にお尻や骨盤がのるようにし、仰向けの姿勢をとります。マットと身体の位置を確認できたら、腹筋運動を開始するだけです。アブマットの下半分から1/3ぐらいに骨盤がのると、腹筋が伸長されやすいですよ。アブマットでできる腹筋運動としては、主に以下の3つです。
クランチ(腹直筋)
ひねりクランチ(腹斜筋)
レッグレイズ
クランチは、上半身を持ち上げながら身体を起こして膝に近づける腹筋運動です。クランチを行う際は、手を胸の前もしくは頭の後ろで組む、もしくは前方に伸ばすようにしましょう。腹直筋を中心に腹筋全体を鍛えられます。
ひねりクランチは、クランチと同様に上半身を持ち上げますが、身体を左右にひねりながら行うのが特徴。左右についた内・外腹斜筋を効率よく鍛えます。
レッグレイズは、膝を立てた状態もしくは伸ばした状態から股関節を曲げて、足を上下に動かします。足を伸ばした方が腹筋への負荷は増えますが、同時に腰にも負担がかかりやすくなるため注意が必要です。
腹筋運動時の注意点
アブマットを使って、腹筋運動をする際には注意点があります。
伸長された位置から行う
腰を反りすぎない
動作はゆっくり行う
毎回腹筋が伸長された位置から実施すれば、効率的に腹筋の収縮を促せます。具体的には、アブマットに沿って背中が少し反った位置から行いましょう。中途半端な位置での腹筋運動は充分な収縮を得られず効果が減少します。
また、腰を反りすぎると背中や腰の筋が過剰に働いてしまい、腰椎への負荷が増加します。アブマットに背中を押し付けるようにしたり、膝を立てたまま腹筋運動したりすると、腰が反りすぎるのを防げますよ。
上半身や足を持ち上げるときは、一気に持ち上げずにゆっくりと持ち上げましょう。時間をかけて動作を行えば、腰への負担は軽減しながら腹筋への負荷は高められます。クランチの場合は、首から肩甲骨、背中、腰と徐々に持ち上げるようにしましょう。
腹筋マットでバキバキに腹筋を割ろう!クランチやレッグレイズにおすすめ – タビダー (junichi-m.com)
アブマットの選び方
アブマットを選ぶ際に、チェックしておきたいポイントをご紹介します。
種類で選ぶ
アブマットには、主にお尻までカバーできるお尻マット付きのタイプとお尻マットが付いていないコンパクトなタイプがあります。お尻マット付きであれば、運動時のお尻の痛みを軽減し、一体型なのでマットもズレにくく快適にトレーニングすることができます。また、マットを折りたたむことで高さを調整することも可能です。
一方、お尻マットの付いていないタイプは、コンパクトなので持ち運びや収納に便利。すでにトレーニングマットを持っている方や、アブマットを持ち運びたいという方におすすめのタイプです。
クッション性で選ぶ
適度な柔らかさと弾力があるかどうかも選ぶ際のポイント。マット自体が柔らかすぎると、身体が沈み込んでしまい、運動を妨げてしまいます。反対に硬いと、衝撃を吸収できないため腰への圧力が増えてしまい、余計な負荷がかかってしまいます。
特に上半身を持ち上げたあと仰向けに戻る場面では、勢いがつきやすく腰に強い衝撃がかかりやすいため注意しましょう。適度なクッション性を備えているタイプがおすすめです。
素材で選ぶ
素材で選ぶ際のポイントは3つです。
- 形が変形しない
- 汗や水を吸収しない
- 滑りにくい素材か
お尻や腰などマットに直接接する部分は形が変わりやすく、劣化も早くなります。撥水性のある生地が使用されていると汗や水を弾くため、アブマットの寿命を伸ばすことができ、お手入れも簡単です。
また、床からずれないかどうかも確認しておきたいポイントです。カバーに滑りにくい素材を使用しているものや滑り止め加工を施しているものがあり、床に置いたときに滑らないと、腹筋運動に集中することができます。
アブマットのおすすめ人気8選
ここからは、おすすめのアブマットをご紹介します。
Yes4All(イエスフォーオール)|アブマット 折りたたみ可能
尾てい骨サポートでお尻を保護
スマートでおしゃれな商品を展開する人気ブランド、Yes4Allの折りたたみ可能なモデル。広げると長さ72cmでお尻や太ももあたりまでマット上で保護します。柔らかいクッションのため、お尻の尾てい骨が床にあたるのを防ぎます。折りたたんでコンパクトになるので、すき間スペースに収納できるのも嬉しいポイント。
Yes4All(イエスフォーオール)|アブマット アブクッション
耐久性に優れたPVCレザー、PEフォームを使用
人気ブランド、Yes4Allの折りたたまないコンパクトサイズのアブマットです。表面にはPVCレザーを使っており、滑りにくく高級感のあるデザインになっています。また耐久力も高いので、激しい動きでも変形しにくいのが特徴。折りたたみタイプよりコンパクトなタイプが欲しい人におすすめです。
GronG(グロング)|腹筋マット アブマット
生理的湾曲に自然なアプローチ
マットの形が背中や腰の自然な角度にフィットするため、腰に負担をかけず効率的な腹筋をサポートします。お尻の部分は適度な柔らかさを備えており、硬い床に接するのを防ぎます。滑り止め仕様もついているためマットと身体がずれにくく、腹筋運動に集中できますよ。
POWER GUIDANCE|腹筋クッション
高密度フォームで運動をサポート
内部に含まれる高密度フォームによって反発力が生じます。自身の運動に加えて反発によるサポートが加わるため、負荷量も高すぎず運動を継続しやすい設計です。マットは前後で15°と30°に分かれており、角度によってフィット感を調節可能。発泡素材も含まれており、クッション機能によって腰を保護してくれるでしょう。
BODYMAKER(ボディメーカー)|アブマット TG292
ウレタン素材で触り心地に優れる
硬さと柔らかさを兼ね備えるウレタン素材を使っており、力を効率よく発揮しやすいです。触り心地もよいため、マットを使っている感覚も生じにくく、馴染みやすいのが特徴。マットの前後で違う角度のため、フィット感や強度に合わせて自由に調整できます。快適な触り心地を求める人におすすめです。
RIORES (リオレス)|腹筋マット アブマット
背中の圧が上がりにくい設計
マットと接する背中や腰の部分で圧が上昇しないように、クッション性や硬さをバランスよく調整しています。折りたたむと横幅30cm、縦幅36cmのコンパクトサイズとなるため、すき間など狭い場所に収納できます。背中や腰部分への負担を軽減したい人におすすめ。
ROGUE|Abmat 腹筋トレーニング
人間工学に基づいた設計で滑りにくい
人間の生理的湾曲や可動域に着目した設計となっており、身体にフィットしやすいのが特徴のアブマットです。抗菌性や耐湿性にも優れており、汗がついても臭いが残りにくい仕様。掃除も簡単にできるため、常に綺麗な状態を保てます。手入れが簡単で、綺麗なマットを使いたいという人におすすめですよ。
ProsourceFit(プロソースフィット)| 腹筋ABマット
500gで持ち運びしやすい
横幅30cm、縦幅38cmとコンパクトかつ、500gと軽量なため持ち運びやすくなっています。高さは6cmと腰椎にフィットするように設計されており、腰部への負担を減らします。腹筋運動だけでなく他の運動でも使いやすく、汎用性が高いのが特徴です。
まとめ
今回は、おすすめのアブマットを紹介しました。アブマットを使うことで、通常の腹筋運動よりも広い可動域でトレーニングができるため、より効果的に効かせることができます。
この記事を参考に、クッション性やコンパクトさなどのポイントをおさえて、自分にあったアブマットを見つけてみてくださいね。
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