筋トレだけでなく、ダイエットや健康維持のためにも使用できるケトルベルですが、あまり馴染みがなく、ダンベルとの違いや選び方についてわからない人もいるのではないでしょうか?
そこで今回は、ケトルベルの特徴や効果、選び方について解説し、おすすめの人気商品をご紹介します!ケトルベルの使い方、トレーニング方法も紹介しているので、あわせて参考にしてみてくださいね。
ケトルベルとは?
ダンベルとあまり違いがないようにも思えるケトルベルですが、ダンベルと違ってグリップが付いているため、前後左右にスイングしたり、両手で持ったりなどトレーニングのバリエーションが豊富にあるのが特徴で、全身を使ったトレーニングをすることができます。
ダンベルと同様に重量のバリエーションも豊富にあるため、初心者や女性でも気軽に使うことができ、中には可変式で1台で重量を変えることができる商品も販売されています。
ケトルベルの効果
トレーニングにケトルベルを活用することで、さまざまな効果を得ることができます。
全身の筋力トレーニング
ケトルベルにはさまざまな使い方があり、これ1つで全身の筋力トレーニングが可能です。例えばケトルベルスイング。これはケトルベルを振る腕の力、身体を安定させるための体幹、腹筋運動、そしてしっかりと上半身のブレを抑えるために下半身にも刺激が入ります。
効率的なボディメイクにはもってこいのアイテムです。ほかの筋トレにではなかなか行わない動きもあるので、新鮮さもあり楽しみながらできるのも魅力です。
持久力、筋持久力のアップ
上記でも解説したケトルベルスイングは、基本的に止まらずに行うので、持久力、筋持久力のアップにもつながります。
しっかりと全身の筋肉を使いながら、動き続ける体力は、ただ走り続ける以上に効果は大きいです。
見た目以上にきついトレーニングで、効率的な持久力アップが期待できます。
ケトルベルの選び方
ケトルベルを選ぶ際に、おさえておきたいポイントをご紹介します。
重量で選ぶ
ケトルベルには重量を変えられないものと、重りを調節して重量を変えられるものがあります。主流のケトルベルは重量が固定されていて変えられないものが多いため、トレーニングの目的や筋力に合わせて自分に合った重量のものを選ぶようにしましょう。
選ぶ時の目安として、トレーニング初心者の男性であれば8~12kg前後、女性であれば4~6kg前後を基準に選ぶといいでしょう。
素材で選ぶ
使用されている素材には、コンパクトで重量のある製品にするために金属が使用されており、主に「キャストアイアン」と「スチール」で作られている商品が多いです。
キャストアイアン(鋳鉄)
キャストアイアンは、重量が上がるにつれてケトルベル自体の大きさも大きくなってしまいますが、その分価格が安いため初心者におすすめです。
スチール(鋼)
スチールはキャストアイアンに比べて価格が高いですが、重量が上がったとしても、ケトルベルの大きさは変わらないため、高重量を使用する上級者におすすめです。
その他素材
その他には、「アイアンビーズ」や「砂鉄」を使った商品もあり、上記の製品よりも表面がやわらかく、落とした時の衝撃を緩和してくれるので、床面のキズや音が少なくなります。
表面のコーティングで傷や騒音を防止
ケトルベルの中には表面がPVCやポリプロピレンなどでコーティングされているものがあります。コーティングされているものは、ケトルベルを置く際に床が傷つくのを防止してくれます。
また、アパートやマンションで使用する場合には、ケトルベルを置いた際の下の階に音や振動が響くのを防止してくれるため、コーティングされているものがおすすめです。
持ちやすさで選ぶ
ケトルベルはグリップ部分の幅や太さによって持ちやすさが変わってきます。ケトルベルは、片手だけでなく両手で握ることも多いので、グリップ部分の幅は広い方がおすすめです。太さに関しては、好みがあるので、握りやすい太さをあらかじめ確認しておくといいでしょう。
また、グリップ部分までPVCコーティングされている商品もあり、汗で滑りにくくなっていたりするのでおすすめです。
ケトルベルのおすすめ人気11選
ここからは、おすすめのケトルベルをご紹介します。
GronG|ケトルベル
初心者から上級者まで使用できるケトルベル
重量の種類が豊富にあり、一番軽いものは4kgで一番重いものだと20kgあります。20kgだと、ある程度の上級者であっても重量に不足を感じることがないため、初心者から上級者まで使用することができます。デザインも黒を基調としていて、シンプルなデザインになっているため、男女問わず使用することができます。
PROIRON|ケトルベル ネオプレン
一目で重量がわかるケトルベル
重量が4kg~16kgまであり、重量によってケトルベルの色が異なるため、ケトルベルの色を見て一目で重量がわかります。ケトルベルの表面はネオプレンフロスト加工されているため、ケトルベルを置く際に床を傷つけないように防止してくれます。アパートやマンションでの使用を考えている人にもおすすめの商品です。
FIELDOOR|ケトルベル
床を傷つけないソフトなPVCコーティング
ケトルベルの表面がソフトなPVCコーティングされているため、ケトルベルを置いた際に下の階に音が響いてしまったり、床が傷ついてしまったりする心配がありません。重量によってケトルベルの色が異なるため、一目で重量を確認することができます。一番重い重量は24kgとなっているため、上級者でも使用することができます。
PROIRON|ケトルベル
床が傷つかないケトルベル
ケトルベルは鉄でできているものが多いですが、PROIRONのケトルベルは内部にアイアンビーズが敷き詰められてできているため、とても柔らかく床を傷つける心配がありません。鉄のケトルベルに比べて、安全性も高いため、初めてケトルベルを購入する初心者や女性でも安心して使用することができます。
BODY SCULPTURE|ケトルベル
錆びの心配がないケトルベル
鉄製のケトルベルはメンテナンスをしないと錆びてしまうことがありますが、BODY SCULPTUREのケトルベルはセメントタイプなため錆びる心配がありません。ケトルベル全体がPEコーティングされているため、ケトルベルを置く際に床を傷つけないように防止してくれます。重量は4~12kgまであり、一目で重量がわかるように重量ごとに色が異なります。
KETTLEBELLKON|ソフトケトルベル
衝撃を吸収してくれるソフトケトルベル
ケトルベルの表面はPVCコーティングされていて、内部は砂鉄や砂でできているため、ケトルベルを置くときの衝撃を吸収し、床を傷つける心配や下の階に音が響く心配がありません。鉄製のケトルベルに比べて安全なため、初心者や女性におすすめです。グリップ部分はワイドに作られているため、両手で持って行なうトレーニングにも最適です。
KETTLEBELLKON|ケトルベル
上級者や競技者も使用できるケトルベル
一番重い重量のケトルベルは32kgと、とても重い重量まで選択することができるため、他のケトルベルでは満足できない上級者や競技者におすすめです。一番軽い重量のケトルベルは4kgなため、初心者や女性でも使用することができ、初心者から上級者まで幅広く使用することができます。グリップ部分が通常より細く設計されているため、握りやすくトレーニングの質を上げることができます。
GronG|可変式 ケトルベル
コストパフォーマンスに優れたケトルベル
通常のケトルベルとは違い、GronGのケトルベルは重りを調節することで重量を変更することができるため、違う重量のケトルベルを何個も購入する必要がありません。トレーナーが監修した6通りのトレーニングマニュアル付きなため、トレーニングの方法がわからない初心者の人でも安心してトレーニングを始めることができます。
東急スポーツオアシス|可変式 ケトルベル
1つでトレーニングの幅が広がるケトルベル
東急スポーツオアシスのケトルベルは重量が可変式となっているため、ケトルベルを1つ購入するだけで4.5kg〜13.5kgまで重量を変更することができ、このケトルベル1つで様々なトレーニングをすることができます。簡単に重量を変更することができるため、初心者や女性にもおすすめの商品です。
JungleA|ケトルベル 3個セット
収納場所に困らない収納ベース付き
5kg・10kg・15kgのケトルベルを3個セットで購入できるため、コストパフォーマンスに優れています。ケトルベルがすっぽりと収まる収納ベースもケトルベルと一緒に付いてくるため、ケトルベルを安定して収納することができます。グリップ部分は握りやすいようにテクスチャ加工されているため、トレーニング中に手から滑り落ちる心配がありません。
Meister|ケトルベル サンドタイプ
自分で中身を補充するケトルベル
内側の充填ラインに従い、砂などを充填し、自分の好きな重さにすることができるケトルベルです。良質のPVC素材を採用し、耐摩耗性・耐久性に優れ、一体型の構造なので、気密性が良く、砂の漏れなどを防ぎます。少ない重量からトレーニングできるので、初心者におすすめのケトルベルです。
ケトルベルの使い方・トレーニング方法
ケトルベルを使ったトレーニングは多くの種類がありますが、ここでは主な3種類を紹介します。どれも全身運動になり体幹への刺激が入るものばかり、ぜひ参考にしてみてください。
ケトルベルスイング
ケトルベルスイングは、ケトルベルを両手で持ち、両足を肩幅よりも少し開いて立ちます。膝を少し曲げ両腕を伸ばした状態で、両足の間にセット。勢いよく腰を前に押し出すイメージで、全身の力でケトルベルを肩の高さになるまで振り上げる。肩まで上がったら下げていき、元の位置に戻し、これを10-20回繰り返します。体幹への負荷が高く、ぶれない体づくりにおすすめです。
ケトルベルワイドスクワット
ケトルベルを持ちながらのワイドスクワットです。ケトルベルを持ち、肩幅よりも大きく足を開きます。背筋が丸まらないように気をつけながら深くしゃがんだ状態から、足の裏で地面をしっかりと押し、ゆっくりと身体を持ち上げる。
通常のワイドスクワットよりも重りがあるので負荷がかかります。より下半身に負荷をかけたい方におすすめのメニューです。
スナッチ
肩幅よりも少し大きめに足を開き、片手でケトルベルを両足の間に持ちます。そこから全身の力を使い後方から勢いをつけケトルベルを頭上まで持ち上げる。頭上まで上がったら一度静止して、腕を下げる、これを繰り返します。
腕を振り上げる際に背中が丸まらないようにしましょう。また腕はしっかりと伸ばした状態で行うことで怪我の予防にもなります。腕はもちろん、全身に刺激が入るのを感じられるトレーニングです。
関連アイテムをチェック!
自宅でのトレーニングを効率的にサポートしてくれる「腹筋ローラー」や「バーンマシン」、「ウォーターバッグ」もおすすめです。こちらに記事をまとめたので、ぜひ参考にしてみてください!
まとめ
今回は、ケトルベルをご紹介しましたがいかがでしたか?持ち手がついているケトルベルは、家庭でのトレーニングにも有効で、さまざまな部位を鍛えるのに役立つアイテムです。ケトルベルにも、重量の違いやキズが付きにくいコーティング加工されているもの、柔らかいケトルベルなど、さまざまな種類があります。
この記事を参考に、使用するシチュエーションを想定して自分にぴったりのケトルベルを選び、日々のトレーニングを楽しんでください。
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