サイクリングの際に、前方に荷物を入れることができるのがフロントバッグ。フロントバッグには容量や取り付け方法などから様々な種類があります。
そこで今回は、フロントバッグの特徴や選び方について解説し、おすすめの人気商品もご紹介します!
フロントバッグとは?
出典:Amazon
フロントバッグとは、ロードバイクや自転車のハンドル部分に取り付けるバッグのことです。サドルバックと比較し、簡単に荷物を取り出しやすいのが特徴的です。ここからはフロントバッグのメリットとデメリットについて解説していきます。
フロントバッグのメリット
フロントバッグのメリットには、次のようなものが挙げられます。
- 荷物が取り出しやすい
- ショルダーバッグとしても活用できる
- 身体への負担が軽減する
前方につけることで携帯や小物などを簡単に出すことができるのが一番の特徴です。ロングライドをする際にはウインドブレーカーや予備の着替えなどをハンドル部分に大容量収納できます。背中部分で背負わないため蒸れることもなく、身体は自由に使うことができるのも特徴の1つですよ。
フロントバッグのデメリット
フロントバッグのデメリットには、次のようなものが挙げられます。
- ハンドル周囲が重くなり、操作性が悪くなる
- ハンドル周りに小物アイテムをつけることが難しくなる
- フロントバッグにより、空気抵抗が増す
ハンドル部分に多くを収納してしまうと左右のバランスが崩れてしまい、ハンドル操作が難しくなる可能性があります。また前方にはライトやボトルホルダーをつけることもありますが、フロンドバッグによってはつけにくくなってしまいます。
フロントバッグの選び方
ロードバイク、自転車用のフロントバッグを選ぶ際に、おさえておきたいポイントをご紹介します。
サイズ、収納性で選ぶ
携帯や財布などの小物を収納するなら小さめのタイプ。ロングライドで着替えなど荷物が多い場合は大容量タイプがおすすめです。
フロントバッグの横幅はハンドルを握った時に手が当たらない長さ、縦幅はハンドルからタイヤにぶつからない高さにするとサイクリングの邪魔になりにくいですよ。自転車付属のブレーキケーブルやライトに干渉しないようにするのも注意点です。
固定方法、取り付け方法で選ぶ
フロントバッグを固定する方法には「ベルト式」と「アタッチメント式」があります。
ベルト式
ベルト式は工具がいらずに着脱できるのと、軽いのが多いのが特徴です。ただし、ベルトの粘着力が低下するとバッグが固定しづらくなってしまいます。
アタッチメント式
アタッチメント式はつける際に工具が必要ですが、装着は簡単なものが多く、フロントバッグごと取り外して移動できるのが特徴ですよ。
防水性で選ぶ
フロントバッグに高い防水性や撥水性が備わっていると、悪天候の中でも安心して荷物を収納しておけます。
スマホや財布だけでなく、カメラなども持ち運びできます。表面にコーティングされているだけでなく、縫い目やチャックの部分も保護されていると安心できますね。
バッグの開けやすさで選ぶ
フロントバッグにはスマホなどの頻繁に取り出すものを入れることが多くなるので、開口部が大きく開くようなバッグだと使い勝手がよくおすすめです。
また、ポケットが複数あるバッグだと、よく使うものとあまり使わない修理キットを分けることもできるのでバッグの中を探す手間が減り使いやすいですね。
フロントバッグのおすすめ人気12選
ここからは、おすすめのフロントバッグをご紹介します。
TOPEAK(トピーク)|フロントローダー ハンドルバー バッグ 8L
バッグ内の空気を抜けるエアーリリース付き
大容量を収納してもかさばらないようにするには、バッグ内の空気を抜くのがポイントです。エアーリリースがついているためバッグをコンパクトにすることができます。キャリアなしで大容量収納するための「ローダー」シリーズは他のバッグと組み合わせるとさらに大容量収納可能。調節可能なストラップで装着するため、状況に併せて対応することができますよ。
ROCKBROS(ロックブロス)|ハンドルバーバッグ フロントバッグ
シームレス加工で水に強い
縫い目がないシームレス加工のため、縫い目や隙間から水の侵入を防ぎます。素材も600DナイロンとTPUフィルムを使用しているため全面防水機能となっています。TPUフィルムは油や水、菌なども簡単に拭き取れるため何かをこぼしてしまった際も安心できますね。自転車への取り付け動画もあり、ベルトや金具によってしっかりと取り付けられます。
R250(アールニーゴーマル)|防水ドラム型フロントバッグ
独自のファブリック素材を溶着し防水性抜群
防水コーティングされたファブリック素材を使用しており、糸による縫製ではなく素材を重ね合わせる溶着を行うことで高い防水性を実現。ジッパーも止水仕様となっています。幅25cm、高さ10cmのコンパクトサイズのため、前輪に当たりにくいですよ。携帯や財布など小物を入れる際にピッタリです。
GORIX(ゴリックス)|自転車用ハンドルバッグ ステム フロント
省スペースを活かせるコンパクトサイズ
幅10cm、高さ16cmの縦長タイプで前輪とのスペースを有効活用できます。小物や500mlのペットボトルも収納可能。上フタがついているため衝撃で飛び出しにくいうえに、取り出しやすくしまいやすいデザインです。ハンドル、ステム、自転車本体に3点固定するため動きにくいですよ。
OSTRICH(オーストリッチ)|フロントバッグ F-106
サイクリングにアクセントを加えてくれるおしゃれなデザイン
カラーはグリーンで、他のブラックやグレーのようなシンプルな色味ではないためアクセントになります。半世紀近くにわたって多くの自転車乗りに愛されています。乗り手側にファスナー付きポケットとサイドポケットがあり小物を収納可能。上部には透明なマップ入れがあり、スマホを入れてそのまま操作することもできますよ。
Mont-bell(モンベル)|ドライ フロントバッグ
ウェルディング加工で高い防水性
縫い目がないウェルディング加工と出し入れ口を3回折りたたむことで防水性が高まります。別売りのマウントやフレームを使用するとワンタッチでハンドル前面に装着可能です。付属のベルトを使うとショルダーバッグとして活用することもできるため、自転車から離れる際も安心ですね。
Lixada|ハンドルバーバッグ フロントバッグ
好みに合わせやすい5カラー展開
グリーンを始めとして、スカイブルー、ダークブルー、ピンク、ブラックの5つの色から選べます。ブラック、ダークブルーなら落ち着いたカラーのため、何にでも合わせやすく、他の3色は差し色としてコーデのワンポイントで使えます。ポリエステルとPVC素材で防水性能も高く、透明なタッチスクリーンウィンドウポケットにはスマホを入れることもできますよ。
grunge(グランジ)|ハンドルバーバッグ 保温保冷タイプ
アルミ素材で保温保冷機能付き
大きい口の中はアルミ素材となっており、内部の温度を保ちやすいです。水分補給の際に冷たい飲み物を楽しめる可能性が高まります。長めのベルクロでハンドル部分に止めるタイプのため簡単に取り外しすることができますよ。長距離サイクリングより短距離のちょっとした自転車利用時におすすめです。
POTA BIKE(ポタバイク)|シンプルフロントバッグ for ミニベロ
約160gの軽量仕様
軽くて裂けにくいリップストップ生地を使用しており、丈夫なのに薄くて柔らかいため持ち運びもしやすいです。ブラックで前面には「POTA BIKE」のロゴが入っており、ショルダーバックとしても利用できるため日常でも使いやすいデザインなのがポイントです。
J-Power|フロントバッグ
ベルトと持ち手の位置で4Way仕様
フロントバッグだけでなく、ベルトの位置を変えることでフレームバッグとしても使えます。また取り外せるストラップを使ってショルダーバッグや手提げバッグとしても活用できますよ。ポリエステル素材で水にも強く、耐久性も高いのも特徴です。多くの荷物を収納しても型崩れしにくいデザインになっています。
Rapha(ラファ)|バーバッグ
マルチに使える、おしゃれな小型バッグ
耐久撥水加工済みポリエステルを使ったフロントバッグで、フレームバッグとしても使用可能。ピンク裏地のクイックアクセスポケットと、内側に2つのメッシュポケットがあり、容量2Lの使い勝手のいい小型タイプです。自転車から離れる時はボディバッグとしても使えるおしゃれなバッグです。
CHROME(クローム)|ダブルトラック ハンドルバーバッグ 5L
ショルダーバッグとしても使える、クロームのハンドルバーバッグ。5Lの十分な容量と荷物の出し入れがしやすい大きな開口部が特徴で、伸縮性のあるサイドメッシュポケットもあり使いやすいです。ベルクロでの固定なので着脱も簡単にできる、おしゃれなバッグです。
関連アイテムをチェック!
フロントバッグ以外にも、ロングライドや通勤時におすすめのバッグをこちらの記事にまとめたので、ぜひ参考にしてみてください!
まとめ
今回は、フロントバッグのメリットや選び方、おすすめ商品をご紹介しました。防水性に優れたものや街乗りでも使いやすいおしゃれなデザインなど様々な特徴があります。
この記事を参考に、自分にあったフロントバッグを探してみてくださいね!
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